アイザック・バレット
ジェイムズの愛読書である「HOWTO BE A DADDY」の著者であり、現在は火星のスフィア・エイピアの市長を務める。
博愛主義者。
（CV：大林 隆之介）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
アクセル
ナフス直属の特殊部隊「セベク隊」の１人。直情的で熱血漢。レベッカに想いを寄せている。
終戦後は、レベッカと共に地球に降り立つ。
（CV：鉄野 正豊）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
アックス
アンティリア侵攻部隊の小隊長。自信家。
大型OF・タイラントを操り、無人機であるラプターを使ってコロニー市街の制圧を図るがジェフティに敗れ脱出。
（CV：大西 健晴）
【登場作品：Z.O.E】
アブロ
（CV：高塚 正也）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
アマンテ・フールレア
失態が続いたナディアに代わって配属されたボロゾフの部下。性格は小悪魔的で、甘えた口調により人の心を切り刻む
ような残忍性を持つ。容姿は少女そのものだが、魔性の瞳がただの少女ではないことを物語っている。
ワガママで自分勝手だが、あえてそれを装っているようでどこか食えない印象がある人物。
実はバフラムの諜報工作員であり、特務部隊アセモスの壊滅やゼフィルスの失脚なども彼女が一役買っていた。
現在はリドリーの元でとある「計画」の準備を進めているようだが、その全容は不明である。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
アラン
アトランティス号のクルーの１人で、ジェフティのフレームランナーになるはずだった人物。
エレナの恋人であり、サンダーハートの一番の親友。
エイダのシステムの根幹に埋め込まれた自爆プログラムは、彼の手によって入力されたものである。
アンティリアに潜入した際、戦火に巻き込まれ死亡した。
【登場作品：Z.O.E】
アレス・エンドゥーワ
１７歳、AB型。
ケイジと共にボナパルト�傾罎覇�いていた少年で、ケイジの一番の親友。１年前に入ってきたケイジの４ヶ月程先輩に当たる。
ケイジと出会ったきっかけは、とある日の夜に一通りの作業を終え、仮想ピアノで曲を弾いていた時に偶然その場に居合わせ
ていたケイジが感動して声を掛けたことにある。最初は煙たがっていたものの、ケイジのしつこさに半ば折れる形で付き合うよう
になっていった。純粋なケイジを見過ごせず、つい手を貸してしまう自分の行動に、本人も驚いているようだ。
基本的に無口で、必要なこと以外はほとんど喋らない。何事もそつなくこなす天才肌。
戦闘ではヴィジャヤのフレームランナーを務める。
本名ヴェイル・シャトナー。幼い頃に家族で宇宙旅行に出かけた際、乗っていた宇宙船が接触事故（実はゼフィルスが行った
実験により引き起こされたもの）を起こし両親は死亡。彼と妹（ファースティ）だけが奇跡的に生還し、ゼフィルスの研究所に
保護される。
そこで彼らは「脳とメタトロンの親和性」を元に研究開発された「メタトロン・コミュニケータ」の臨床実験サンプルとして、過酷な
実験生活を送る日々が続く。だがある日、遂にバフラムのジマーの手引きにより研究所を脱走。「アレス・エンドゥーワ」という
偽名と共に、彼は全ての元凶であるゼフィルスと、何も考えずに惰性を貪る全ての人類に鉄槌を下すべく行動を開始する。
手始めに「黒い機体」（イブリース）によりゼフィルスの所有する密輸船「ボナパルト�掘弭罎鮟鰻癲△修慮紂屮泪譽屮薀鵐韻慮�」
をもって全人類の抹殺を目論むが、その行動の大半は操縦者の精神を支配する「セルフバインダーシステム」によるもので
あった。
ケイジとの戦いを通じて元の人格を取り戻した彼はケイジに妹のことを託し、自らは仲間を守るために戦場に散っていく。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
アンジー
22歳、女。
カリスト採氷場の各作業用LEVを管制するチームの通信係。その立場から、採氷場のマドンナ的存在となっている。
決して美人とは言えないが、愛嬌のある人物。
（CV：日笠山 亜美）
【登場作品：ANUBIS〜Z.O.E】
ヴァイオラ・ギュネー
火星生まれのマーシャン。両親は戦火に巻き込まれて死亡。４歳の頃に宇宙放射線を浴び、子供が産めない身体になる。
「地球にへつらう腰抜け軍人」としてラダムの命を狙うが返り討ちにされ、そこでバフラムへの誘いを受ける。
自らの病気を隠してバフラムへ入隊後、ラダムの部下となり、訓練を続ける内にラダムに好意を寄せるようになる。
ドロレスに対しては、嫉妬めいた複雑な感情を持っていたようだ。
2167年、ラダムと共にノクティス基地にOF・イドロのフレームランナーとして編入され、イドロを操縦するが拒絶される。
その後、「ダイモス事件」でテロを引き起こした張本人としてラダムを追跡、説得するも失敗に終わる。
2172年、部隊の中隊副官としてアンティリアに侵攻、OF・ネイトを駆ってレオの乗る新型OF・ジェフティに挑むも敗北。
最終決戦で自らコロニーシャフトに仕掛けた時限爆弾の爆風で吹き飛ばされ、木星の引力圏に落ちて死亡した。
攻撃的な性格をしており、死に場所を求めているような雰囲気を漂わせてはいるものの、本来の彼女は一途で寂しがり屋で
あり、自ら経験してきた苦しみから死ぬまで解放されることはなかった。
（CV：手塚 ちはる）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO、Z.O.E】
ウィル
火星生まれのマーシャンであり、ラダムの部下。演習後にバロウズに殴り倒され全治３ヶ月の重傷を負う。
（CV：坂口 賢一）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO】
ウィルソン
火星の酸素工場の管制室クルー。環境保護を装ったテロの首謀格として酸素工場の乗っ取りを企む。
（CV：緒方 文興）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ウォーレン・ルーメンルクス
３３歳、A型。
BISのメンバーの１人。真面目で慎重な性格。それが災いして、ラズマやユキトウなどの笑いの種になることがある。
元傭兵で常にサングラスを着用しており、その落ち着いた風格と経験から来る言動は仲間達から絶大な信頼を得ている。
狙撃の名手であったが、ある事件で人質の少女を傷つけて以来、己の慢心に気付き各地を放浪する。やがて火星に辿り着き、
BISのメンバー入りを果たす。
メンバーの１人であるメビュースには個人的な感情を抱いているが、不器用な性格故に前途は多難である模様。
戦闘ではデュランダル�兇離侫譟璽爛薀鵐福爾鯡海瓩襦�また、デクスンが不在の場合は彼に代わって指揮を取ることもある。
終戦後、彼はメビュースと共に捨てられていた赤ん坊の保護者となった。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ヴォルコヴォ
38歳、男。
バフラムのフレームランナーであり、ザカートランナー隊のリーダー。階級は中尉。
優秀なフレームランナーであるが、強大な力を持つOFを操縦しているためか少々慢心の傾向が見受けられる。
OF・ザカートでバシリア上空に現れたジェフティを阻止しようとするが、あっさり返り討ちに遭い脱出。
（CV：立木 文彦）
【登場作品：ANUBIS〜Z.O.E】
エドガー
火星のベルセバ基地にて訓練生を育成している教官。訓練生からは「鬼教官」と呼ばれているようだ。
（CV：徳丸 完）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO】
エリー・ケイトン
42歳、女。
連合宇宙軍のLEVパイロットであり、エイトヘッド小隊の副長。真摯で真面目な性格。
ベクターキャノンをバフラムから奪取した後、エアーズ・クリフ付近のエネルギー施設にて身動きが取れなくなっていた。
テイパーやディンゴの援護により持ち直したかに見えたが、ネフティスの襲撃を受け部隊は全滅した。
（CV：熊谷 聖香）
【登場作品：ANUBIS〜Z.O.E】
エレナ・ワインバーグ
28歳（2174年当時）、女。
連合宇宙軍の特務艦であるアトランティス号の副長を務める女性。理知的で優しい性格をしているが、任務遂行のためなら
自ら進んで行動に出るという一面も持つ。
同じクルーであるアランとは恋人同士であった。
アトランティス号が木星圏で立ち往生した際にはアヌビスとジェフティの共鳴反応を懸念し、通常航行で小惑星群を抜けて火星
圏へと向かうことを提案した。
ようやく辿り着いたセレス第3基地がバフラムの襲撃を受けた時、基地の戦力を囮にウーレンベック・カタパルトを使ってジェフティ
を火星まで運ぶ作戦を立案、しかる後に民間工場にてジェフティを解体することを決意する。
だが真意を知ったレオの機転によりそれは失敗に終わった。
2174年、彼女はアトランティス号とともにフォボス（＝アーマーン）の動向を注意深く監視していた。
地下要塞に向かうディンゴに対してジェフティの返還を要求するが、レオの説得もありディンゴに協力する体制を示した。
（CV：夏樹 リオ（Z.O.E）、小林 優子（ANUBIS〜Z.O.E））
【登場作品：Z.O.E、INSIDE OFANUBIS〜アトランティス号航海記、ANUBIS〜Z.O.E】
オスカー
（CV：服巻 浩司）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ガゼル
火星連邦議会の首相。ルトガー達のクーデターにより軟禁される。
（CV：梅津 秀行）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
カマーンダス
バフラムの情報局長であり、ルドガーの部下。ルトガーが主導するクーデターに参加した。
（CV：園部 啓一）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
キトゥス
バフラムの将校でルドガーの部下。ルドガーが主導するクーデターに参加した。
（CV：宇垣 秀成）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
キュービック・ノイス
２９歳、B型。
「マーズ・エンジェル」の長女。美人だが、その美貌はたゆまぬ努力と幾種類もの化粧品の賜物である。
やや愚痴っぽい。パルムは少々苦手で「パルムさん」と呼んでいる。
身長173cm、体重不詳。スリーサイズはB90、W58、H88。
好きな宝石はシャンパンカラーのファンシーダイアモンド。嫌いなものは「汗」。
（個人データは、マーズ・エンジェルFC会報より抜粋）
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ギルバート・ケリー
シミルの育った孤児院で生活している少年。ジョルディとは対照的にとことん素直でないワンパク少年。
謝る時は目線をそらす照れ屋でもある。
思春期らしくシミルを意識していて、近づく男達を目の仇にしている。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
クリムゾン
軌道エレベーター防衛部隊の司令官。
セカンドステーションとミドルステーションを切り離すための解除キーを持っていた。
（CV：緒方 文興）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ケイジ・ミッドウェル
１７歳、O型。
移民船「ボナパルト�掘弭罎覇�いていた少年。宇宙船で生まれ育った、いわば生粋の「宇宙生まれ」。
彼の母親は、密航してきたミッドウェル号の船室にてケイジを出産。そのまま帰らぬ人となり、また彼女の身元は一切不明で
あったため、ミッドウェル号の船長に育てられる。やがて船長が亡くなってミッドウェル号も廃艦となり、新たに配属されたボナ
パルト�傾罎砲謄▲譽垢判于颪ΑＨ爐箸僚于颪い蓮△修譴泙覗喙困靴討い深�身の存在感や社交性を回復させる契機となった。
だがそれは、同じ年でありながら何事もそつなくこなし、いつも自分を手助けしてくれるアレスの存在に依存する自分に不安を
抱く結果にもつながることとなる。
謎の「黒い機体」によりボナパルト�傾罎�沈められた時、偶然格納庫に居合わせていたミオナと、新型LEV（テスタメント）を発見、
ミオナを守る一心で何とか脱出する。火星に不時着し、一時は新兵器強奪及びテロ行為の容疑で拘束されるも、アレスとBISメ
ンバーにより救出され、BISのメンバーとなる。同時にテスタメントのフレームランナーとして戦場に赴く。
終戦後、アレスの妹であるミオナに相応しい男になるため、そして「自由」であることを試すため、自らの意思でミオナと共に地球
圏に向かって旅立つ。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ケティ
火星軍と地球軍の戦闘に巻き込まれたスフィアの民間人である心優しい少女。母親を失い、陸橋に取り残されていたところを
ジェイムズ達に救出された。
バーンの脅迫じみた尋問に必死に抵抗したが、他人が傷つくのに耐えられずジェイムズ達の行き先を話してしまう。
（CV：田口 宏子）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ケン・マリネリス
19歳、女。
タルシス・カウンティ出身。バフラムの兵士であり、ノウマンの部下。
OF・アージェイトを操る優秀なフレームランナーでもある。しかしAI無しでの操縦はできないらしい。
彼女の父親（リチャード）もまたバフラムの軍人であり、かつてディンゴの指揮していた03中隊に所属していた。
しかし彼女が13歳の時、父親がカリストで殉職したという知らせが届く。
彼女は真相を確かめるためにバフラムに入隊。オリンパス基地での訓練を経てノウマンの部隊へと配属され、父親の死の真相
を探っていた。やがて父がアーマーン計画のために犠牲になったという結論に達するものの、力も人望もない自分の立場では
どうすることもできなかった。
そんな時に、彼女の前にかつての父の戦友であり上司であるディンゴがジェフティに乗って現れる。彼女にとってこれは千載一遇
のチャンスであった。
彼女はノウマンに撃たれたディンゴに蘇生処置を施し、アーマーン計画を止めるため連合宇宙軍のスパイと身分を偽ってディンゴ
に協力を依頼することになったのだ。
まだ若いせいか現実よりも理想を信じている部分があり、そのため現実主義であるディンゴとは出会って以来衝突が絶えなかったが、
行動を共にするうちに互いに信頼を寄せ合う関係までになっていった。
責任感や使命感といったものも強く、自らも積極的に行動を起こしたりジェフティに縛り付けられたディンゴのことを心配そうに見守る
一面も見せる。
（CV：雪乃 五月）
【登場作品：ANUBIS〜Z.O.E】
コーギター・ティオー
ルドガーが主導するクーデターに参加したバフラムの士官で、ルドガーの部下。
慎重論を唱える将校達を諭し、クーデター決行のきっかけを作った生粋の軍人である。
スフィアの管理センターを占拠した。
（CV：鈴木 琢磨）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ザーク・デジール
（CV：牛山 茂）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
サメジ
だがケティへの余りに酷な仕打ちや、実状をないがしろにしてまでジェイムズ逮捕にかける様を見かねて、バーンから作戦の
指揮権を剥奪した。
「アブ・シンベル」の起動後は、ジェイムズ達の監視も兼ねて一行に同伴する。
（CV：立木 文彦）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ジェイムズ・リンクス
宇宙船「エンダー号」で地球と火星間の資材運搬を担う「運び屋」。元々はUNSFの軍人であったが、2167年に届いた最愛の妻・
レイチェルの死亡通知に裏があると予感し、軍を退役。運び屋を営みながら独自の情報収集を行っていた。
5年後、火星政府が大掛かりな隠蔽工作を行っていたこと以外の事実がわからず途方に暮れていたところに、ライアーからとある
コンテナの輸送を依頼された。以来、彼はコンテナの中身であるOF・ドロレスを巡る争いに巻き込まれ、自らも検閲官殺しその他
の容疑でワイアードから追われる身となってしまう。その最中、ドロレスのメモリーから「ドロレスを誰にも渡さないでほしい」という
レイチェルのメッセージが発見され、レオンとノエル、そしてドロレスとピートを加えた一行はレイチェル捜索の為に火星へと向かう。
様々な困難を乗り越え、ノクティス基地にて遂にレイチェルとの再会を果たした。その後、ラダムの画策する軌道エレベーターの
破壊を阻止するために地球圏へと舞い戻る。
終戦後はレイチェル、ドロレスと共に新生エンダー号で火星へと向かった。（滞在期間はレイチェルの出産を含めて１年の予定）
大酒飲みで、ずぼらな性格。50歳と言われると必ず「俺はまだ49だ！！」と返す大人げない部分もあるが、家族を思う気持ちは誰
よりも強い。いざという時に本領を発揮するタイプ。
（CV：玄田 哲章）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ジマー・ランス
推定２０代、血液型不詳。
バフラムの一員であり武器商人。目はカミソリで引いたように細く、いつもニコニコ笑っているように見えるが、決して笑っている
ようには見えない。むしろ仮面を装っているようで不気味な印象さえ受ける。その風貌からどことなく爬虫類を思わせる人物。
ゼフィルスの開発した「アニムス」シリーズのデータを回収するためにアレスとミオナをゼフィルスの研究所から脱走させ、ボナパルト
�傾罎鮟鰻發気擦芯ニ椰佑任△襦�
本名アニー・エイギス。地球出身だったがバフラムに入隊。卓越した才能を発揮し、「バフラムの新星」として将来を期待されていたが、
同時期に出現したリドリーに「計画」の指揮権が渡ったことにより失脚。彼は顔を変え、「ジマー・ランス」として自分を貶めた人物への
復讐の機会を密かに伺っていた。
だが「アニムス」シリーズのデータ回収という形での独自行動を取ったことにより、裏切り者としてアマンテに始末される。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
シミル・シャンブロウ
１６歳、O型。
BISのメンバーの１人。何故か関西弁で話す、元気印の女の子。背が低いのを気にしている。
メンバーになる以前はパンドラ・フレッダムにある孤児院で孤児達の面倒を見ていた。面倒見の良いお姉ちゃんである。
エンダー差別などにより、幼少期より辛い体験をしてきたであろうにも関わらず、いつも明るく振る舞う気丈な面を持つ。
だが最近では、友達が地球人との恋愛トラブルで命を落とすという経験もしており、明るさの仮面の中にも傷つきやすい１６歳の
素顔を隠している。
ラズマとは喧嘩友達のような関係だが、なかなかお互いに素直になれない。一時はアレスの前で上品なしゃべり方をして見せた
ものの、作っていることをあっさり見抜かれた。
戦闘ではカリブルヌスのパイロットを務める。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ジャクソン
メタトロンの危険性を訴えるレイチェルに「核のように、物事の始まりは常に危険を伴う」と説く。
（CV：長 克己）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO】
ジョーイ
（CV：松本 保典）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ジョージ
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ショーン・バレット
現在は父親と和解し、刑務所にて服役中。
（CV：小西 克幸）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ジョニー・アービング
火星正規軍の高官。ゼフィルスに弱みを握られ、協力させられている気の弱い男。痩せていて、いつも困った顔をしている。
ゼフィルスとはファーストネームで呼び合っているが、両者の間に友情があるとは思えない。
ゼフィルス失脚の際、罪の意識から警察に出頭しようとするがゼフィルスの怒りを買い銃殺される。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ジョルディ・ジョーンズ
通称ジョジョ。シミルの育った孤児院で生活している、素朴で純粋な少女。エンダー差別などにより苦労を重ねてきたはずだが、
それを感じさせない明るさを持つ。
ケイジに助けてもらって以来彼のことが好きになったらしく、将来の夢は「ケイジのお嫁さんになること」らしい。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
シルエラ
アトランティス号のクルーの１人。
「小惑星群の中を進んで火星圏へ向かう」というエレナの提案に賛同する。
【登場作品：INSIDE OF ANUBIS〜アトランティス号航海記】
シンディ・フィオレンティーノ
理知的な外見とは裏腹に、スクープのためならばどんな手段でも用いるという考えの持ち主。実際、リンクス一家と共に行動して
いるのも「彼らと一緒にいれば大々的なスクープが取れそうだから」という理由からである。彼女が行動を起こせば、必ず誰かが
腹を立てるという超問題児。だがリンクス一家と関わる内に、少しずつその性格が変わりつつあるようだ。
ノクティス基地への潜入や、軌道エレベーターの制御室への誘導に協力した。
終戦後は雑誌の表紙にグラビアモデルとしての写真が掲載されていた。
（CV：落合 るみ）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
スラッシュ
アンティリア侵攻部隊の小隊長。素人であるレオのフレームランナーとしての素質に認識を改める冷静さを持っている。
大型OF・テンペストでアンティリアのS02区画の破壊活動を行ったがジェフティに阻止される。
（CV：鳥海 浩輔）
【登場作品：Z.O.E】
セルヴィス・クライン
アンティリア移住の際に両親を失い、以後天涯孤独の身となる。献身的で優しいが、頑固な面もある。
孤児の安否の確認のため教会に向かおうとしていたところでジェフティに乗ったレオと出会い、以後行動を共にする。
何度も挫けそうになるレオを支え続けた。サンダーハートとの合流の後、ヴァイオラに撃たれたが一命は取り留めた。
アトランティス号が木星圏に立ち往生した中にあっても、アトランティス号のクルーに志願したレオやアンティリアの人々の事を
心配していた。同時に「守るべきもののために戦う」というレオの決意に複雑な思いをも抱いていたようである。
セレス第3基地では雑用係を務めていたようだが、程なくして基地はバフラムの襲撃を受け、彼女はアトランティスクルーの保護
の下アンティリアへと戻ることになる。
（CV：堀江 由衣）
【登場作品：Z.O.E、、INSIDEOF ANUBIS〜アトランティス号航海記】
第一のヤン
ジェイムズに「検閲官殺し」の汚名を着せたのも彼である。怜悧冷徹、そして冷酷。フレームランナーとしての腕前も一流。
軌道エレベーターでの戦闘中、レベッカに抑えられたジェイムズに止めを刺そうとしたがドロレスの一撃を喰らい、ドロレスを
道連れにしようとして自爆した。
（CV：稲田 徹）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
第二のヤン
ザルガスで第一・第三のヤンと共にドロレス（イシス）を追跡する任務に就いていた。
軌道エレベーターでの戦闘中、地球軍の一斉射撃を浴びて戦死。
（CV：松本 大）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
第三のヤン
ザルガスで第一・第二のヤンと共にドロレス（イシス）を追跡する任務に就いていたが、撤退命令を無視してドロレスを追跡した
ためにウーレンベック・カタパルトの圧縮空間に吸い込まれるという悲惨な最期を遂げることとなってしまった。
（CV：土門 仁）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
第四のヤン
小惑星クドシュでドロレス（イシス）を追跡する任務に就いていたが、作戦は失敗。自ら弟（＝第五のヤン）をその手に掛けて
しまう。
所属する部隊がドロレス追跡の任務を解かれると、組織を脱走。素顔である「ニコライ」としてジェイムズへの復讐を果たそう
とする。
（CV：関 俊彦）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
第五のヤン
小惑星クドシュでドロレス（イシス）を追跡する任務に就いていたが、作戦は失敗。攪乱作戦にはまった兄（＝第四のヤン）の
手に掛けられてしまった。
（CV：千葉 一伸）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
第六のヤン
ナフスの元で暗躍する者達の１人。
ザークがナフスの官邸に送り込んできたスパイを始末した。
軌道エレベーター上での戦闘中、多数の地球軍を道連れに「アブ・シンベル」を自爆させて戦死した。
（CV：松本 大）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
タカヒロ・E・ユキトウ
５３歳、B型。
複数の会社を子会社として抱える「タイド・カンパニー」の社長であり、ユキトウの父親。眼鏡を着用しており、実直で真面目。
ゼフィルスの不正を告発しようとするBISのメンバーに協力する。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
タダミチ・E・ユキトウ
２４歳、AB型。
BISのメンバーの１人。古典SF、B級映画スター、20・21世紀のアニメ等に詳しい、いわゆるオタク系。だが「他人と相容れ
ない自分の趣味」をきっちりと理解もしており、普段は真面目で飄々としている。自分のスタイルを確立していて、ある意味
メンバーの中でも一番の大人と言える。「ファーストネームは”タダミチ”だが、あえてユキトウと呼んでくれ」とケイジに言って
いることからも、彼の変わった個性の強さが窺い知れるだろう。
真面目を絵に描いたような父親（タカヒロ）と兄弟がおり、定職に就くことを厳しく命令されたが、「俺に背広は似合わない」
とあっさりこれを拒否。そのまま家を飛び出してBISのメンバーとなる。
戦闘ではジャスティーンのパイロットを務める。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ダンテス
運び屋。ライアーのコンテナをダイモス・ステーションから運び出そうとしたためヤンに殺される。
（CV：麻生 智久）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ツィード・グレイ
推定３０代、血液型不詳。
ロビンの秘書を務める男。黒服・黒メガネ・黒手袋に身を包んでおり、無口。気配を絶つ術を会得している。
行動迅速、不言実行、彼の手に掛かればいつの間にか必要な装備が揃えられており、気が回ると言うよりは「人の心が
読めるのではないか」という薄ら寒いものを感じさせる人物。
感情を人に見せないが、ロビンに対してだけは自分本来の姿を見せているようだ。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ディジット・カーライル
１９歳、O型。
「マーズ・エンジェル」の三女。若くてピチピチだが、天然で回りが見えていない。甲高い声で喋りまくり、非常にうるさい…
もとい、賑やか。
何故かキュービックを尊敬している。パルムにずけずけと物が言える怖いもの知らずでもある。２人の喧嘩を仲裁するのも
彼女の役目。（？）
身長158cm、体重は「ヒ・ミ・ツ」。スリーサイズはB79、W59、H83。
好きなものは「お菓子」と名の付く物全て。嫌いなものは空腹。
（個人データは、マーズ・エンジェルFC会報より抜粋）
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
テイパー
24歳、男。
国連宇宙軍に所属するLEVパイロット。大きな体躯とインテリを思わせる眼鏡とのギャップに特徴がある人物。
小心者でありながらそのくせ傲慢という、タチの悪い性格をしている。
ファントマを操縦し、「ベクターキャノン」の所在を巡ってディンゴとは度々行動を共にすることになる。
ふとしたきっかけからディンゴが元バフラムであることを知り、一度は恐怖心から疑念を抱くものの最終的には協力する
体制を示した。
そして地下要塞への突入において、彼は人知れず大きな戦果を上げることとなる。
（CV：堀川 仁）
【登場作品：ANUBIS〜Z.O.E】
ティム・フレイザー
３８歳、A型。
火星正規軍将校。レジスタンスに頭を痛め、苦労を重ねた結果、年齢より老けて見える。そのためかどうかは知らないが、
未だに独身である。冴えない感じだが、誠実な好人物。
BISのリーダーであるデクスンを今まで何度も捕まえては取り逃がしており、腹に据えかねている。
実はデクスンとは腹違いの兄弟であり、アンチステルスソナーの入ったケースを密かにBISに託したりもした。
ナディアとは教官と生徒の関係にあたる。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ディンゴ・イーグリット
28歳、男。
木星衛星カリストの採氷労働者。ワンマンで皮肉屋、無謀で短気。厭世的で人付き合いも慎重だが、それらは全て彼が過去
に経験した出来事に由来して いる。
だがLEVの操縦に長け、仲間と認めた相手には徹底して義理を貫くことから、他の仲間（特にアンジーやリック）からの信頼は
厚く、また現場におけるリーダ ー的存在となっているようだ。
いつものように採氷労働に従事していたところへメタトロンの反応を確認し、該当地点に投棄されていた大型のコンテナを発見。
その中身こそ、人類の命運 を左右するといわれるOF・ジェフティであり、カリストに来ていたバフラムの探索隊による攻撃から
仲間を守るためにジェフティに乗り込んで立ち向かうことになる。
実は元バフラムの軍人であり、超一流の腕前を持つパイロットとして名を馳せていた。その上人望も厚く、上官であるノウマンと
対等に渡り合えるのは彼一 人であると言っていいほどであった。
だが彼は徐々にノウマンの命令に疑問を抱くようになっていく。
そして2168年、木星圏でのメタトロン搬送の護衛に就いていた時、彼の指揮していた03中隊は地平線を覆い尽くすほどの連合軍
の待ち伏せを受ける。
彼はすぐざま援軍を呼んだが、ノウマンはそれに応じなかった…それどころか笑みさえ浮かべ、「諦めろ」の一言を残して。
実はこの作戦はメタトロンの護送を失敗に見せかけるための囮としてノウマンが仕組んだことだったのだ。
彼は死に物狂いで戦い続けたが、結局部隊の仲間は全滅。カリストの民間労働者をも巻き込む結果となった。
自分の任務が囮である事を知った失望もあり、2度とバフラムには戻らないと決意して彼はそのまま行方をくらませる。
（そのため軍の記録では死亡扱いとなっている）
それから6年の年月を経て、仲間を守るために潜入したバフラム艦内にてノウマンと再会。部隊に戻ることを拒否した彼は銃で
左胸を撃たれてしまう。
以来彼は、ジェフティから動力を供給されている生命維持装置無しでは生きられない身体となる。
彼がジェフティを降りる時、それはすなわち死を意味しているのだ。
最後の任務において結果的に自分が逃げたと思っている彼は、アーマーン計画を止めることにより自らの罪を償うことができる
と信じている。そして新しい仲間達の協力と、ジェフティという「力」を得て、6年越しに仲間達への罪の意識を償うことができたの
である。
終戦後、身体は元通りに治療され（恐らくは人工心肺であろうが）、彼自身はいつもの日常に戻っているようだ。
（CV：井上 和彦）
【登場作品：ANUBIS〜Z.O.E】
デクスン・ガイズ
４２歳、O型。
BISの創設者にしてリーダー。メンバー全員にとっては父親のような存在でもある。
だが本人は自分がメンバーを率いているのではなく、あくまで「火星に本来あった抵抗意識」に自分が手を貸しているだけで
あると思っている。それに対して運命のようなものも感じており、レジスタンスである事に一生を捧げる決意をしている。
戦闘では、主にエッジの運転を担当。
元々はUNSFの軍人で、家族の為に軍人としての職務を果たしていた。だが出世はしたものの、逆に家族と過ごす時間は著しく
減り、妻から離縁を突きつけられる。
家族と別れて生きる希望を失うと、逆にこれまで家族の為に平気で傷つけてきたエンダー達への猛烈な自責の念が込み上げ、
軍を退役。その後地球側に対する不正事件の告発を開始し、地球側にマークされる事になるものの、逆に協力する者達も現れ
BISを組織するに至る。
アレスを中心とした武装集団の蜂起に、彼は再び生きる希望を見失い大いに悩むことになる。
そして答えを見い出せぬまま、OFの爆発から仲間達を守るために自ら機体を操縦、爆発の中に消えていくのだった。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
デジール・ゼフィルス
４９歳、B型。
地球の高官。国連宇宙軍内部監査室長にして、優秀な科学者でもある。
他人を見下す事を好み、見下される事を死ぬほど嫌う。自分以外は無能であり、自分こそが誰よりも優秀であると思っている。
自己中心的、自己顕示欲が強い。自らの研究のためならば非人道的なことでも平気で行い、多くの人物に絶望と苦しみを与え
ても何も感じることはない。
「I.D.Oマインドフローシステム」「セルフバインダーシステム」を搭載したOF・「アニムス」シリーズを開発し、自らの意思で動く強大
な軍隊を編成しようと企む。
彼もまた過去にリコア・ハーディマン博士と面識があるらしいが、詳細は不明。
元々は貧しい家の末子として生まれたが、才能の無い人間ばかりが金と機会を独占している現実に我慢ならず、その才能を
歪んだ形で成長させていく。そして他人を追い落とす事に努力と執念の全てを費やした結果、科学者としての成功を収めた後、
国連宇宙軍内部監査室長という地位まで登り詰める。
同僚の評判はすこぶる悪いが、国連宇宙軍内部監査室長というUNSFの不正を監査する立場上影響力が絶大であるため、
彼に逆らう者はこれまで居なかった。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
テムジン
火星のスフィア・エスカトンに孫のリュウと二人きりで住んでいる老人。
（CV：仲木 隆司）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ドロレス・ヘイズ
ノクティス基地でレイチェルの助手としてOF・イドロの開発に携わっていた女性であり、ラダムの恋人。
イドロに乗る度に自制心を失っていくラダムの身を心配する。
メリッサの手引きによって進入したUNSFの兵士達によってレイチェルが連れ去られようとしている現場を目撃したため共に
連れ去られてしまうが、イドロでダイモス・ステーションまで追ってきたラダムの手により救出される。だがその時にメリッサが
放った銃弾からレイチェルをかばって命を落とす。
彼女の意識は「イドロの記憶」の中に封じ込められ、ドロレス（イシス）とハトールに分割されて存在することになった。
（CV：桑島 法子）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO、Z.O.E〜Dolores,i】
ナイトレイド
アンティリア侵攻部隊の小隊長。野蛮で下卑た態度が特徴。
大型OF・ネビュラで山頂のダムに到達したジェフティを迎撃しようとするが、返り討ちに遭い脱出。
（CV：押田 浩幸）
【登場作品：Z.O.E】
ナディア・キャンディッド
１９歳、A型。
特務部隊アセモスの一員でボロゾフの部下。女としてもボロゾフの側に付き従っている。軍人として真面目で、やや堅物。
マーシャンを嫌うボロゾフが自分を側に置いてくれるのは「自分の才能を認め、自分を愛していてくれるから」と信じているが、
そんな紛いものの幸せは壊れやすいものであることに本人は気付いていない。（現にボロゾフは失態続きのナディアを見限り
アマンテを部下としている）
フレイザーとは教官と生徒の関係であったが、実は彼女はフレイザーに対して好意を持っていた。だが真面目な彼女は到底
叶わぬ恋だと思っていたため、恋を捨ててエリートの道へと進むことになったのである。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ナフス・プレミンジャー
N.U.T.社のOF開発研究班をまとめる人物にして、「イシス奪回作戦」の黒幕でもある。右腕にメタトロン製の義手を持つ。
ヤン達やセベク隊に作戦命令を出すのも彼である。議会においてはルドガーの擁する過激派に属する。
レベッカ達を家族として引き取り、セベク隊として一流の兵士に育てる。「非情さこそが家族の絆である」とレベッカに説く。
実は「ナフス・プレミンジャー」は影武者であり、再生した「ラダム・レヴァンズ」の仮の姿であった。
本物は高齢の資産家であり、ラダムに火星の未来を託して息を引き取る。
（CV：子安 武人）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ニコライ
火星に点在するスフィアの修理工。穏やかで人の良い性格。
だがその正体は、小惑星クドシュで弟を手に掛け、ジェイムズへの復讐を果たすために組織を脱走した第四のヤンと呼ばれた
男の素顔であった。
ジェイムズの娘であるノエルに近づき、彼女を人質にサイドニア・ピラミッドパークの建設跡地にてドロレスとの一騎打ちに臨む。
ネビュラを操り、一時はドロレスを追い込んだものの、イシスモードを発動したドロレスの反撃に遭い敗れる。そして自らの胸中
を語った後に自爆した。
（CV：関 俊彦）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ネッド・ノアヒム
２７歳、O型。
特務部隊アセモスの一員で、ゼフィルス直属の部下。人の上に立つ資質はゼロだが、ゼフィルスのお陰で軍の内部ではちょっと
した地位にいる。マーシャンを人間とは思っておらず、考えられないような蛮行を繰り返す。
容姿を気にしており、女性に対して偏見とコンプレックスを抱いている。女性に嫌悪感を抱かせるタイプ。
シミルの孤児院を爆破しようとして覚醒したテスタメントの攻撃を受け、死んだものと思われていたが、後に脳だけOFの「部品」
として組み込まれ、BISメンバーの前に再び立ちふさがる。だが結局は利用されていただけであり、あっけない最期を遂げる。
元盗賊集団「スカーフェイス」の団長。だがある日、仲間の裏切りに遭い刑務所へと留置される。
失意の日々が続いたが、そこへゼフィルスが身柄の引き取りと保釈金によって彼を部下として加える。
その後「信じるものは自分のみ」という信念の元に蛮行を繰り返すが、それが言い訳にもならないことに本人は気付いていない。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ノウマン
43歳（2174年当時）、男。
アンティリア侵攻部隊の中隊隊長であり指揮官。階級は大佐。
優れた指揮能力とOFの操縦技術を持つ彼であるが、反面あまりに汚く冷酷なやり口は軍内部でも批判の声が少なくない。
ヴァイオラやディンゴに対しては言動に怪しいものがあり、その腕前だけに及ばず何かと気に掛けていた。
どうやら「強き者」に対しての執着心が強いようである。
本名リドリー・ハーディマン。「オービタルフレームの父」と謳われるリコア・ハーディマン博士の息子である。
ハーディマン博士が立案した「アーマーン計画」を博士の死後引き継ぐこととなり、強大な力に魅せられた彼はアヌビスとアーマーン
の力を持って全ての人類の抹殺を画策する。
最も、自分の命すらも大して興味が無いようで、自分を含めた全ての人類は強大な「力」であるメタトロンの元に滅びることこそ真理
であると思っている危険思想の持ち主。
2172年、セルキスから作戦中に奪取した新型OF・アヌビスに乗り換える。その能力を最大限に発揮して、レオのジェフティ、レベッカ
のセルキスを大破寸前まで追い込んだ。
2174年、新型OFを始めとする軍事力を手に入れた彼は遂に地球・火星に対する武力制圧を開始。瞬く間に火星圏を手中に収める。
そして完成目前に迫った軍事要塞・アーマーンを覚醒させるための準備に入っていた。そんな折、死んだはずのディンゴがジェフティ
に乗って現れる。
彼はディンゴを部隊へ呼び戻そうとするが、ディンゴはこれを当然の如く拒否。自分に従う気がまったく無いと見るや射殺してしまう。
だが、彼はここで最大のミスを犯した。自ら死体を片づけることをせず、傍らにいたケンに処分を任せてしまったことだ。ディンゴが2度
も復活してアーマーン計画を止めることになろうとはこの時想像もできなかったであろう。
そして強化プログラムを手に入れ完全体となったジェフティとの戦いにおいて敗北。一度はアーマーンと融合して蘇るものの、遂にディ
ンゴとジェフティの前に倒れ、破壊されたアヌビスとその運命を共にすることとなった。
（CV：江原 正士（Z.O.E）、中田 譲治（Z.O.E〜Dolores,i）、小杉 十郎太（ANUBIS〜Z.O.E））
【登場作品：Z.O.E、Z.O.E〜Dolores,i、ANUBIS〜Z.O.E】
ノエル・リンクス
ジェイムズとレイチェルの娘でありレオンの妹。性格は父親に似て大雑把。
「シンデレラのガラスの靴は王子様の魔法」と言ってのけるロマンチストな一面も併せ持つ。料理の腕前は母親譲り。
工事現場の監督を務めていただけあって、建築材に関する知識は一流。これは火星への再突入カプセル改造の際に役立つ
こととなった。
ニコライに好意を抱くが、彼がバフラムの兵士であり、復讐のために利用されていたことを知りショックを隠せなかった様子。
軌道エレベーターの防衛ではレオンと共にセカンドステーションとミドルステーションの切り離しを行った。
終戦後はピートや仔猫達と共に地球圏に残った。
（CV：日高 奈留美）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
バーン・ドルフォーム
世界防衛監視機構・ワイアードの本部長であり最高責任者。「地球至上主義」に凝り固まっており、火星や木星等に
住んでいるエンダーを毛嫌いしている。
普段はオカマ口調で話すが、感情が高ぶると下卑た口調に変わる。
ジェイムズのことを「ジョン・カーター」と呼び、地球・セントラルステーション・ザルガス、果ては火星にまで追いかけに
来るという、ヘビのような執念の持ち主。
ソリス台地にてサメジに指揮権を剥奪され、逆上した彼はLEVを強奪。ハトールに挑むも返り討ちに遭い撃墜された。
（CV：長島 雄一）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ハインズ
UNSFの軍人。階級は少尉。
喧嘩を吹っ掛けてきたラダムのパンチを軽くあしらっていたが、スパイ活動でイドロの公開テストに潜入した際、逆に
ラダムに捕まって重傷を負わされる。その後ノクティス基地で捕虜となった末、メリッサに銃殺される。
（CV：石井 康嗣）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO】
バシリコ・バジリクス
火星マフィアの御曹司。筋トレマニアで、マーシャンにも関わらず地球人にも劣らない程の筋肉を持っている。
（ジェイムズのパンチが通用しなかったことからもその事が伺える）
ミリンダに惚れており、彼女の頼みでジェイムズに力を貸すこともある。
（CV：江川 央生）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
パトリック・イェーガー
５５歳、A型。
地球の高官で、UNSFの軍人。階級は中将。
幾度も死線をくぐり抜けてきた重みがあり、何事も見通しているかのような抜け目の無い雰囲気を持つ。
物腰はソフトだが、非常に食えない人物。だが年を取る毎にその威光にも陰りが見え始めてきている。
不正を繰り返してきたゼフィルスを更迭しようとしたが、逆にゼフィルスに撃たれて死亡。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
パルム・ウィンストン
２４歳、AB型。
「マーズ・エンジェル」の次女。美人だが内にこもるタイプで、性格が災いして恋人ができない。呪術・占いに強く、受けた恨み
は日時回数まで記録している。
ミステリアスで独特の雰囲気が魅力的な女性。
身長162cm、体重不詳。スリーサイズはB85、W60、H87。
好きな人はアレイスター・クロウリー。嫌いなものは直射日光。
（個人データは、マーズ・エンジェルFC会報より抜粋）
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
バロウズ
UNSFの軍人。階級は少佐。
地球至上主義者。ぶつかってきたウィルを殴り倒して怪我を負わせたのは彼である。
イドロでダイモス・ステーションに乗り込んできたラダムにLEVで交戦するも、剣で真っ二つに両断されて死亡。
（CV：渡部 猛）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO】
ピアエ
バフラムの将校でルドガーの部下。ルドガーが主導するクーデターに参加した。
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
フィルブライツ・ウエストリバーサイド・ウェアハウスロック２６世
１７歳、AB型。
通称フィル。BISのメンバーの１人で、炊事・洗濯・掃除が得意な家事万能少年。何かあるとすぐに慌てる。
色白で、長く伸ばした金髪を下の方でリボンで結わえており、声も高いために一見少女にしか見えない。
ミオナに一目惚れするが、ミオナはケイジのことばかりを見ており、ケイジに嫉妬にも似た不信感を募らせる。
戦闘では、主にブレイドの運転やサポートを担当。
異様に長い名前には、フィルを拾って育ててくれた「父さん」の、「長い名前にはたくさんの幸福が宿る」という自説に基づいた
子供への愛情が込められている。
血の繋がらない兄弟達と幸せに暮らしていたが、ある日、とある医薬品のサンプルを試用した「父さん」が突如凶行に及び、
フィルは訳が分からないまま抵抗し、気付いた時には「父さん」は絶命。兄弟達は既に「父さん」の手に掛かり、生き残りは彼
１人となっていた。
医薬品のサンプルを提供した薬品会社は生き残りであるフィルに全ての罪を着せたため、無実の罪で追われていたところを
デクスンに拾われて今日に至る、薄幸の少年。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
フランク
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ペトロニウス
ジェイムズがノエルへの誕生日プレゼントにと、ダイモス・ステーションのペットショップで買った宇宙猫。
（値段は何と＄15,000！）
愛称はピート。OFであるドロレスの言葉が通じるらしく、彼女（？）の頼みで本を持ってきたりもする。
終戦後は一回り大きくなって３匹の仔猫とノエルと共に地球で暮らす。
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ポウリー・マクラウド
シミルの育った孤児院で生活している少年。いつも上目遣いで中性的な雰囲気を持つ、気の弱い男の子。
神様を信じており、常に十字架を携帯している。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ボロゾフ・ヴェラスゴー
２９歳、A型。
特務部隊アセモスの一員。階級は少佐。無駄の無い身体を持ち、銀髪の長髪。その奥に病的な輝きの瞳が見え隠れしている。
非情な性格で、訓練で何人もの同僚を再起不能にし、厄介払いされるように火星にやって来た。
マーシャンを人とは思っておらず、自分に服従するために生きていると思っている。ゼフィルスの命令に従ってはいるものの、
いずれは自らの力で全ての人類を支配しようと企む野心家。
アマンテの裏切りにより死んだと思われていたが、後にバフラムと組んで再び戦場に姿を現す。だが「セルフバインダーシステム」
に干渉しすぎたせいで自らの意志を制御できなくなり自滅した。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
マーチン
ノエルの監督している工事現場の作業員で、LEV乗り。
（CV：中 博史）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
マギス・トゥラートス
火星に駐留するUNSFの派遣軍をまとめる司令官。「アンティリア襲撃事件の真実を知るのが先だ」としてバーンに軍は
動かせないと忠告するが、直後にバフラムによる火星独立のクーデターが起こり、全軍を上げて鎮圧に出る。
「アブ・シンベル」の起動後は、ジェイムズ達に協力すると共に彼らに地球の未来を託した。
（CV：松本 大）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
マリー
セントラルステーションにあるジェイムズの行きつけの店「MARY」のママ。溜まったツケの精算のためにレオンとノエルを
ワイアードに突き出そうとした。
（CV：戸川 暁子）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
マリコ・オーウェン
アトランティス号のクルーの１人。艦内の医療スタッフも兼任している。
いつも激しい訓練をしているレオとサンダーハートの怪我の治療に手を焼いているようだ。
【登場作品：INSIDE OF ANUBIS〜アトランティス号航海記】
ミオナ・オルデラン
１７歳、A型。
ボナパルト�傾罎粒頁叱砲鳳�れていた少女。ボナパルト�傾罎侶眥道�故以来、ケイジ達と行動を共にしている。
事故の際に記憶を失っており、それ以前の素性についてはケイジが記憶喪失になる寸前に聞いていた名前と、いくつかの
手がかりによって最低限の個人データが判明しているに過ぎない。
時折言動の中に強い意思を感じさせることがあるが、照れ屋で控えめな性格のため、それを表に出すことはあまりない。
真面目でしっかりしているようでどこかおっとりとしていて、アンバランスな印象を受けることも。
ケイジに密かな想いを寄せている。
本名ファースティ・シャトナー。兄のヴェイル（アレス）と共に宇宙船の接触事故に巻き込まれ、ゼフィルスの研究所に保護される。
彼女もまた実験サンプルとしての生活を送るが、研究所を脱走し、「ミオナ・オルデラン」として兄の側に付き従う。
だがボナパルト�傾罎料チ劼鳳�れて新型LEV（テスタメント）を強奪しようとした際にその場にいたケイジを守るため、機体と「同調」
して動かしてしまう。結果、彼女の「助けたい」と言う気持ちがメタトロン・コンピュータにトランスプランテーションされてしまい、記憶の
喪失と引き替えに「ファースティ」という名のAIを生み出すことになる。
ケイジ達と行動を共にする内に記憶を取り戻した彼女は、己の運命に従い兄と共に「マレブランケの光」を持って全人類の抹殺
を図ろうとする。だがケイジの必死の説得により、彼女は「ファースティ・シャトナー」としての因縁を断ち切るのだった。
終戦後、彼女はケイジと共に地球圏に向かって旅立つ。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ミッチャム・セルバンテス
宇宙博物館の館長。宇宙飛行士としてシャトルロケット・フューチャーに乗るはずだったが、毎回発射寸前にトラブルが発生
し、軌道エレベーターの完成と同時に計画が中止になったという過去を持つ。
ジェイムズ達がセントラルステーションに向かう為にフューチャーを打ち上げようとしたが、またしても発射直前にトラブルが
発生。手動でケーブルを切り離すことで事なきを得たが、最後まで彼が宇宙に上がることは無かった。
（CV：辻村 真人）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ミリンダ・ガーゴイル
金持ち相手に商売をしている結婚詐欺師。ジェイムズに惚れており、猛烈なアタックをかけている。
現在はバシリコ相手に商売をしているようだが、最近では彼の男気もまんざらではない様子。
（CV：弥永 和子）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
メイザース
リドリーの一派と対立しているらしい人物。
アマンテとの会話で名前が出ていること以外、詳細不明。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
メビュース・Ｋ・ライラクラフト
２６歳、B型。
BISのメンバーの１人。落ち着いた雰囲気を持つ大人の女性。
平素は朗らかで優しい性格だが、作戦行動中は厳しい一面も見せる。
デクスンに対して信頼以上の感情を抱いているが、本人に自覚は無い。例え気付いていたとしても、BISの活動への使命感
と、亡き夫に対する想いもあって無意識にそれを拒否している節がある。
戦闘ではオルクリストのフレームランナーを務める。
火星には夫婦で入植してきたが、当時身ごもっていた子供の為に夫に頼んでヌイグルミを買いに行く途中、夫が事故死。
身ごもっていた子供（ティアという名前が付く予定だった）も流産してしまう。
愛する者達を失い死をも覚悟していたその矢先に、その事故が地球の高官による人為的ミスである事を突き止めようとして
いたデクスンと出会い、悲しみを怒りに変えてBISの一員となる。
だが彼女の中で事故の出来事は強いトラウマとして残っており、ボロゾフの催眠暗示によって操られたりもした。
終戦後、彼女はダイモス・ステーションに捨てられていた赤ん坊の保護者となった。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
メリッサ
レイチェルの助手としてOF・イドロの開発に関わっていた女性。ドロレスとはお互いに親友であった。
だがその裏では密かにUNSFと結託し、OFの機密を地球に持ち込もうとしていた。開発主任であるレイチェルと、偶然現場
を目撃したドロレスを連れ去り、ダイモス・ステーションへと逃げ込む。イドロの追撃による混乱でドロレスを撃った時、助け
に入ったイドロと瓦礫の間に挟まれてしまい、そのまま押しつぶされて死亡。
（CV：落合 るみ）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO】
モルス
（CV：植山 喜八郎）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ヤン
ナフスの元で暗躍する者達のリーダー。同じ顔である何人もの部下がいる。
冷静かつ聡明な人物であるが、目的達成のためならば手段を選ばない非情な性格。
左腕の中に仕込み銃を隠し持っている。
ナフスの命によりイシス追跡の任務から、火星連邦議会の穏健派を牽制するための任務に就く。
「ダイモス事件」で重傷を負ったラダムを回収し、再生させたのは彼の手によるものであった。
（CV：鈴木 泰明）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ライアー・スターフィールド
３８歳、血液型不詳。
主に火星とダイモス・ステーションとの間で活動している闇の商人。持ってくる仕事がいつもヤバイものばかりという理由で
ジェイムズからは疎んじれられている。「恥」と書かれたＴシャツが特徴。
本来の依頼主であるダンテスが死亡したため、持っていたコンテナをジェイムズに運ぶよう依頼した。
その後ダイモス・ステーションがUNSFによって占拠されてしまい、火星の荒野で立ち往生していた時にジェイムズ達と再会。
行動を共にするようになる。
「アブ・シンベル」の起動後はドロレスの補修を手伝い、ダイモス・ステーションに残った。
2173年には、トラブルのほとぼりを覚ますために火星に来ていたが、BISの仲介によりケイジの脱走を手助けする。
だがここでも、彼はケイジに振り回されるハメに。
（CV：塩谷 浩三）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i、Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ライアン・スチュワート
６５歳、AB型。
N.U.T.社に次ぐ業界第二位の会社「ライアン・コーポレーション」の社長。とはいえ、一位と二位のシェアには天と地ほどの
差がある。一見人当たりが良さそうだが、敵に回ると恐ろしいことでも平気で行う人物。
「アニムス」シリーズの開発資金を援助していたが、テスタメントの回収に手間取っているゼフィルスを見限り不正を告発。
だが逆にゼフィルスの怒りを買い、アービングやイェーガーと共に銃殺される。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ラズマ・カスケイドJr.
１９歳、A型。
女好きのナンパ少年であるが、決める時にはきっちり決めるBISのトラブルメーカーにしてムードメーカー。
言動は感情的で子供っぽいが、物事の本質を言い当てることもある。誰よりも仲間のことを大切に思っているが故に、
周囲の誤解を生むような行動もしばしば。
目と耳が良く利き、射撃の名手。
シミルとは喧嘩友達のような仲であるが、お互いなかなか素直になれないようである。
戦闘ではドライツェンのパイロットを務める。
家族は病床の母が１人だけで、父親は母が言うには「地球の偉い人」らしいのだが、音信不通で当然会ったこともない。
彼は自分と同じ名を持つであろう父親を軽蔑しており、BISに入るまでその憤りは彼に荒んだ青春の日々を送らせた。
BIS入りした後に更正したのは、デクスンに理想の父親の姿を重ねているからかもしれない。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ラダム・レヴァンズ
火星のバシリア・カウンティにある反地球的急進派軍事組織・バフラムのメンバー。階級は少尉。
血気盛んで負けん気が強く、「地球の植民地」である火星の実状を心良く思っていない。そのため、UNSFの軍人に喧嘩を
吹っ掛けることもあった。
LEVの演習訓練の結果が良好であったため、エドガー教官の推薦で開発中であったOF・イドロのフレームランナーとして、
ヴァイオラと共にノクティス基地へと編入。そこでイドロの開発スタッフであり恋人でもあるドロレスと会う。
初めは翻弄されつつも、徐々にイドロを乗りこなして行くが、強大な力を手にしたその時、次第に彼は自制心を失っていく。
そんな自分に嫌気が差し、彼は軍を退役してドロレスと結婚する道を選ぶ。
しかしドロレスが連れ去られた時、彼は軍規違反を覚悟の上でイドロで出撃。これが「ダイモス事件」の発端となる。
追跡してきた数十機のLEVの一斉射撃を受け、イドロは大破。彼は瀕死の重傷を負うが、ヤン達の手によってメタトロンの
義手と義足を与えられ、「ナフス・プレミンジャー」として再び生を受けることとなるのであった。
イドロの残骸から造られたOF・ハトールに乗り、軌道エレベーターの破壊に乗り出す。多数のOFを囮にアンカーステーション
を破壊し、その重心を崩すことによってエレベーターを地球に落とそうとするが、ドロレスの剣がハトールのAIボールを貫いた
時に彼はハトールに巣くう「ドロレス・ヘイズの悪霊」から解放され、軌道エレベーターを守ろうとするドロレスを助けに入る。
そしてドロレスの子守唄に抱かれ、安らかなる永遠の眠りに就くのであった。
（CV：子安 武人）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO、Z.O.E〜Dolores,i】
ラリー
ナフス直属の特殊部隊「セベク隊」の１人。常に冷静に物事を分析する。
軌道エレベーターでのドロレスとの交戦中、地球軍の援護からアクセルをかばって戦死。
（CV：岸尾 大輔）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
リコア・ハーディマン
「オービタルフレームの父」と呼ばれる技術者でノウマン（＝リドリー・ハーディマン）の父親。
OFの基礎概念を作った技術者であり、ジェフティ・アヌビス・アーマーンといった「アーマーン計画」の基礎理念も彼の手により立案
されたものである。
多くの人物との関わりがあったようで、才能に嫉妬を抱く者もあったが人柄的には好人物であったらしい。
2171年、ジェフティの作動実験中に事故死。
（ナフスやロビン、ゼフィルス、ケンなどの口から名前が出てきたのみで、詳細は一切不明）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i、Z.O.E2173〜TESTAMENT、ANUBIS〜Z.O.E】
リチャード
ノエルの監督している工事現場の作業員。
（CV：田中 一成）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
リック
18歳、男。
ディンゴとともに衛星カリストにて採氷労働に従事している、気のいい若者。
ジェフティを狙うバフラム軍の襲撃に巻き込まれてしまう。
（CV：岩田 光央）
【登場作品：ANUBIS〜Z.O.E】
リドリー
本名リドリー・ハーディマン。アマンテとの会話に出てくるバフラムの士官。
詳細はノウマンの項を参照。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
リュウ
火星のスフィア・エスカトンに祖父のテムジンと二人きりで住んでいる少年。
（CV：比嘉 久美子）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
リンダ・ローランド
N.U.T.社系列の子会社である「ローゼン・トレーディング社」の部長でレオンの上司。
レオンを利用して火星の最高軍事機密であるドロレスに近づき、自らの利益を伸ばそうとした。
（CV：高島 雅羅）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ルイーズ
３１歳、B型。
通称「運び屋ルイーズ」。割と顔は広いらしく、依頼を受ける時には必ず裏を取るなどの行動を怠らない、用心深い男。
ケイジ相手に銭を稼ごうとしたところをアレスに止められ、ケイジにハンディPCを渡して引き下がっていく小悪党な面も。
新型LEV（テスタメント）を火星に運ぶよう依頼されていたが、ボナパルト�傾罎了�故に乗組員共々巻き込まれ死亡。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ルドガー・デュシアー
バフラムの最高司令官にあたる人物。類希なる演説で民衆を煽動し、議会において大きな発言力を得ている。
彼の主導により、火星独立のクーデターが開始される。だがラダムが仕組んだ策略によりOFのコントロールを失い、状況は悪化。
失意の内に自決した。
（CV：北川 勝博）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
レイチェル・スチュワート・リンクス
ジェイムズの妻であり、レオン・ノエルの母親。
理知的で、好奇心あふれる学者肌。困った時に眼鏡を外す癖がある。
火星出身であり、火星にある軍の研究機関で働いていた時にジェイムズと出会う。最初は火星人と地球人との身分の違いを
気にして相手にしなかったが、そんな事を気にせずに猛烈にアタックを掛けてくるジェイムズに次第に惹かれ、結婚。レオンの
誕生を機に、優秀な科学者でありながら退職し、暖かな家庭を築く。
しかし地球と火星の関係が険悪になるにつれ、自らの研究成果を故郷のために役立てたいと思いから、家庭と故郷との間で
悩むようになる。そして「子供達には地球人として生きて欲しい」という願いから、子供達には黙って１人火星へと舞い戻る。
研究機関に復帰した彼女は、そこでメタトロンを用いた機動兵器＝OFの実用機であるイドロの開発主任として研究に携わる。
研究が進むにつれて解明される、メタトロンの持つ危険性を直感した彼女はチームから外れようとするが、機密の漏洩を恐れる
首脳陣により軟禁される。そこへメリッサの手引きによりダイモス・ステーションへと連れ去られ、混乱の中重傷を負った彼女は
バシリア・カウンティの軍病院に搬送される。
その後、イドロの残骸を用いたOF・ドロレスの開発に関わっていたが、「軌道エレベーター制圧作戦」のリーダー機としてドロレスが
運用されることを知った彼女はメッセージと共にドロレスをジェイムズに託した。それが元でプロジェクトから外され、ノクティス基地
で再び軟禁生活を送っていたが、ドロレスと共に火星に乗り込んだジェイムズ達の手により救出、リンクス一家は再び全員揃うこと
になるのであった。
軌道エレベーターでの防衛では、劣勢を打開できず悲観的なクリムゾンに代わってセントラルステーションでの指揮を執った。
終戦後、彼女は新たなる生命をその身に宿しつつ、ドロレス、そしてジェイムズと共に再び火星へと赴く。
（CV：榊原 良子）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO、Z.O.E〜Dolores,i】
レオ・ステンバック
16歳（2174年当時）、男。
木星のコロニー・アンティリアに住む民間人。内向的で、人付き合いが苦手。「例え戦いの中にあっても、絶対に人を殺さない」と
いう確固たる信念を持っており、全ての生命を尊重することこそ彼の行動原理である。それは人であろうとAIだろうと関係は無い。
その中でも、共に戦い抜いてきたエイダに対しての感情には並々ならぬものがあるようだ。
父親はLEV乗りであり、とかく家を空けがちであった模様。母親はエッセイストで火星在住。
そのためレオは両親の愛を受けずに育ってきた。
（父親はアンティリア事件の際にシェルターから出て行ったきり戻ってこなかったらしい。死亡者リストの中には彼の名前が登録
されていたので死亡したと考えるのが妥当であろう）
学校でもいじめられてきた彼であるが、バフラムのアンティリア襲撃にて「こいつらさえいなければ、もういじめられることもない」
という考えが頭をよぎってしまい、仲間を助けることができなかった。
こうした一連の背景も、今の彼の行動原理を作ってきたといえるかもしれない。
戦火から逃れようとしていた際に格納庫に収用されていたジェフティを偶然発見し、アトランティス号の副長であるエレナの頼みで
不本意ながらにジェフティのフレームランナーとなる。数々の戦闘を経て徐々にその素質を開花させ、ヴァイオラとの最終決戦時
には自ら進んでジェフティに乗り込むなど人間的にも大きく成長を遂げた。
その後ジェフティを降りた彼は、アトランティス号のクルーとして正式に志願。
（正確には、ジェフティの操縦者として軍に協力するという意図だったようだ）
エレナから特務伍長に任官され、サンダーハートの指導のもとLEVの操縦訓練を受ける。
やがて模擬戦においてサンダーハートすら敵わないほどの腕前に成長し、そのセンスを買われた彼は連合宇宙軍が開発した
新型機・ビックバイパーを駆り、他のアトランティス号のクルーや連合宇宙軍とともに、反バフラム勢力としていくつかの戦闘に参加
していた。
セレス第3基地での戦闘中、ウーレンベック・カタパルトからジェフティを火星圏へ射出する直前にエレナらが火星でジェフティを解体
することをサンダーハートから聞かされ、彼は独断でカタパルトの射出角度を変更。結果ジェフティは木星衛星カリストへと破棄される
ことになるのであった。
そして2174年、彼はアトランティス号クルーの下へは戻らず、たった一人でアーマーンを破壊するべく奔走していた。
エイダのアーマーン特攻を阻止するため、彼は時を経て再び覚醒したジェフティに敢えて戦いを挑む。
当初は嫉妬にも近い感情からディンゴにジェフティを降りるように言うが、その腕前と言葉を信じてジェフティをディンゴに託すので
あった。
地下要塞ではノウマンの張った罠にかかり機体を半壊されてしまうが、ジェフティ、ひいてはエイダを守るためにボロボロになりながら
も最後まで戦い抜いた。
（CV：下和田 裕貴（Z.O.E）、鈴村 健一（ANUBIS〜Z.O.E））
【登場作品：Z.O.E、INSIDE OFANUBIS〜アトランティス号航海記、ANUBIS〜Z.O.E】
レオン・リンクス
ジェイムズとレイチェルの息子でノエルの兄。
当初はエリート意識が強く、母親を追い出したという誤解もあってジェイムズに何かと反抗していた。しかし、行動を共にするに
つれて少しずつ父親のことを理解するようになっていく。
昔は趣味でクラッカーまがいのことをやっていたため、情報テクノロジー系の分野を扱わせればリンクス一家の中でも一番の
腕前。その腕を買われて、火星への再突入カプセルの設計をジェイムズに任されることもある。マザコンの気あり。
ジェイムズがアンカーステーションへ出撃した後はエンダー号の船長となり、セントラルステーションでノエルと共にセカンドステ
ーションとミドルステーションの切り離しを行った。
終戦後はワイルドな性格が災いしてか、上司と揉め事を起こしては職を転々としている模様。
（CV：宮本 充）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
レベッカ・ハンター
ナフス直属の特殊部隊「セベク隊」のリーダー格。孤児だったのをナフスに拾われ、力になろうと決意する。
まだ15歳ながら、OFの操縦の腕はエースパイロット級である。
ヤンに代わり火星でのドロレス（イシス）追跡の任務に就く。OF・オルタネイトを駆ってのドロレスとの交戦中に機体が大破し、
助けに来たジェイムズ達の前で自爆しようとするが間一髪のところで救出される。初めは頑なな態度を取ってはいたものの、
ジェイムズ、そしてドロレスとの交流を通じて年相応の素振りを見せていく。
だがナフスへの恩も忘れていない彼女は、「火星人も地球人も関係ない」というジェイムズと、「火星の独立と解放」を掲げる
ナフスとの間で葛藤する。そしてレイチェルを奪回しに来たジェイムズとドロレスをOF・セルキスで迎え撃つが、葛藤のあまり
冷静さを欠き、ドロレスの前に再び敗れて去っていく。
「アブ・シンベル」の起動後は、ラダムと共に地球圏での任務に随伴するが、乗っていた機体をラダムに撃たれた時にそれまで
信じていた父親に裏切られたと実感させられた。
終戦後は、地球人の暖かさに触れながら生活している様子をジェイムズ宛の電子メールで伝えている。
（CV：中西 裕美子）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ローレンス
ラダムへの追撃命令を出した。
（CV：小山 武宏）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO】
ロイド
UNSFの軍人。階級は中尉。
イドロを強奪しようとしたが、逆に制御することができずに死亡。
（CV：仲野 裕）
【登場作品：Z.O.E2167〜IDORO】
ロイド
70歳、男。
バフラム軍に所属している科学者にして、OFのシステムエンジニアである。アヌビスの戦闘能力を解析するほどの腕前を持つが、
世俗との関わりを拒み、現在はエアーズ・クリフの最上部に要塞を構えて研究を続けている。
（要塞には侵入者妨害用の速射砲や護衛のOFなどが待機しており、警備は厳重）
OFのテストパイロットを務めていたディンゴに操縦の仕方などを直々に教えていたりもしており、2人はまさに師弟といえる関係に
あった。
現在も現役。3本のプラグを持つコネクタを頭に突き刺し、そこから直接意思を伝達することでOF・インヘルトを操縦する。
互角の性能を持つジェフティとアヌビスの決定的な性能差を埋めるためのプログラムを持っていたが、バフラムに忠誠を誓った
身としてディンゴに戦いを強要する。だがそれはディンゴを試す意味合いもあったようで、ディンゴに力があると見るやプログラム
をジェフティに託した。
そしてアヌビスの来襲からディンゴを守るために最後の力を振り絞ってジェフティを脱出させる。その後アヌビスにインヘルトの
コクピットがある頭部を握りつぶされ死亡した。
（CV：阪 脩）
【登場作品：ANUBIS〜Z.O.E】
ロック・サンダーハート
アトランティス号のクルーの１人で、LEV乗り。同じクルーであるアランとは親友同士であった。
ジェフティの搬送担当者として、危険を冒しつつもアンティリアに潜入する。
不躾な物の頼み方をするが面倒見はいいらしく、レオにとっては「厳しい父親代わり」のような立場であるらしい。
アトランティス号が木星圏で立ち往生を食らった際には、１人だけ「カタパルトを強奪して火星圏へ行く」案を貫こうとした。
結構気が短い所がある。
その一方でマリコに「あいつはスゲェパイロットになるぞ」と話していたこともあり、レオの実力を誰よりも認めていた。
セレス第3基地での戦闘にて、レオにカタパルトの制御室へと残るよう指示する。
自らはジェフティの護衛のためにビックバイパー1号機で出撃し、多数の無人機を相手に奮戦、名誉の戦死を遂げた。
（CV：梁田 清之）
【登場作品：Z.O.E、INSIDE OFANUBIS〜アトランティス号航海記】
ロビン・オコンネル
３３歳、O型。
BISのメインスポンサーである「ロビン財団」の運営者。
女社長としてのイメージが強い女性。性格はキツく、自分の思うことを何でもズバズバと言ってしまうタイプ。
BISメンバーとは、母親のような態度で接している。過去にリコア・ハーディマン博士と面識があったらしいが、詳細は不明。
戦闘では主にキャリバーの運転と、サオシュヤントの艦長を兼任。
本名ダナ・アンダーソン。N.U.T.社の「情報セクション８課分室」に所属するエージェントであり、「ロビン財団」なる架空の団体
を設立してBISに関する動向やデータを監視・報告するのが役目であった。
（ちなみにツィードは彼女の監視役として派遣されたエージェント）
だがBISに関わっていく内に、エージェントとしてではなくBISの一協力者として接する様になっていく。
【登場作品：Z.O.E2173〜TESTAMENT】
ロメロ・ディクソン
レッドハーベストの一員。ジェイムズとは衛星落下事件で共に生還した腐れ縁の仲。
「これから死にに行くヤツ」を当てるのが得意で、その人物に「天国にいるおばあちゃん」への伝言を頼むのが趣味。
ロン・パオの命令により取引に失敗したジェイムズ一家を始末しようとするが、バシリコの説得によりロン・パオに反旗
を翻す。クーデターは成功し、彼が新たなるレッドハーベストのボスに就任した。
（CV：原 康義）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ロポリア
バフラムの将校でルドガーの部下。ルドガーが主導するクーデターに参加した。
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
ロン・パオ
ワイアードや国連宇宙軍が手を出さない程の凶悪犯罪組織・レッドハーベストのボス。
密輸用のウーレンベックカタパルトの使用を許可する代わりに、ドロレスに乗って監視衛星を破壊し、安全に取引先からの
代金を受け取れるようにするという取引をジェイムズに申し出た。だが介入してきたバーンのワイアードに密輸の現場を抑え
られたうえに、ロメロの裏切りに遭い銃殺されてしまう。
（CV：麦 人）
【登場作品：Z.O.E〜Dolores,i】
※参考文献：
・VAP「Z.O.E2167〜IDORO」DVD特典メニュー・設定資料
・角川書店「月刊ニュータイプ」７月号 「Z.O.E〜Dolores,i 設定資料集」
・「Z.O.E2173〜TESTAMENT」キャラクター図鑑
・「ANUBIS〜Z.O.E」公式ページ キャラクター紹介
・角川書店 月刊ニュータイプ編「ビジュアル・ワークス・オブ・アヌビス」