九州初上陸記・・・いい旅チャレンジ10万里(From 餓狼3)


・自室〜前日の夜
 
 実は前日、「今週のDolores,i」を書くために深夜2時半に「Dolores,i」を観ていたのだ。(爆)で、3時に日記をアップして3時半に就寝。
 これが九州旅行の波乱のきっかけになるとは、この時は夢にも思わなかった・・・。


・出発〜疾走する旅人(PF2012マイト風味)

 開幕早々いきなりやってしまったよ。前日に「Dolores,i」を見たのがいけなかったのか。
 6時に起きて空港までまったりと過ごす予定のハズが、朝起きたら時計の針は7時を指していたよ。(爆)
 朝っぱらからいきなり中距離走の刑確定。とにかく走る走る。近くの駅から常磐線に乗って上野まで行き、山手線のホームまでダッシュ。
そしてまた時計を見る。現在7時45分。ここで到着時間を逆算することにしたのだが・・・。
 上野から次の目的地浜松町までは14分。浜松町からモノレールに乗って羽田空港までは22分かかるから・・・どう考えたって8時20分
の飛行機に間に合わないじゃん!!(爆)時間を逆算した時点で早くも絶望決定ですか先生。(泣)
 仕方がないので別の便で九州に向かうことを考えた自分は、杉瀬さん(今回のイベントの主催者さん)に遅れる旨を伝え、JR浜松町駅
にて早速その考えを実行に移すのであった。


・JR浜松町駅〜キャンセル待ち→ハメ殺し(謎)

 浜松町駅はモノレールの他にも航空便の予約やチェックインなどもできるカウンターがある。既に遅刻確定の身ゆえに、せめて早め
に到着できるよう手配することにしたのだが・・・。
 受付の人によると、現在福岡行きの便はほぼ満席で13時50分まで空席の便はないとのこと。流石はGW、自分の考えが全然甘い
ことを実感。 こりゃ、最悪オフ会からの参加だなと鬱になりつつモノレールに乗って羽田空港へ。すぐざま空席待ちの手続きを済ませ
ロビーで待機。番号は80番台だったので、恐らくは13時50分まで待つことになるのだろう、ああ鬱だ・・・と思ったその矢先。

 「82番でお待ちのお客様〜、至急カウンターまでお越し下さい。」

 早すぎだっつーの。(笑)
 少々拍子抜けしつつも、今日はラッキーだったと神に感謝。9時25分福岡行の飛行機に乗っていざ九州へ出発と相成りました。
 しかし!この出来事がこれから起こる一大事(ちと大袈裟)の始まりになろうとは、この時はまだ予想もしていなかったのだ・・・。


・九州上陸〜そして僕は途方に暮れる(古い)

 午前11時過ぎ、こうして無事に九州に到着した自分は、杉瀬さんに連絡を取り、とねりんさん(杉瀬さんのお友達)に迎えを頼む
よう指示される。早速とねりんさんに連絡を入れる。以下、その時の携帯での会話。(一部脚色あり(笑))

 自分     :「あ、もしもしPBMっすけど。今福岡空港に着きました」

 とねりんさん:「え、もう着いたんですか?早いですね〜」

 自分     :「おかげ様で。それでですね、今杉瀬さんからとねりんさんに迎えを頼むように指示されたんですが」

 とねりんさん:「え?そうなんですか?」

 自分     :「はい」

 とねりんさん:「ごめんなさい、今福岡空港から出たばっかりなんですよ」

 自分     :「え・・・?」

 いきなりジャブかまされたような気分になる自分。(笑)神よ!これは遅れてきた自分に対する裁きなのですか!?さっき早めの
飛行機に乗れたという奇跡を神に感謝した自分は一体何なのですかッ!?(←被害妄想)
 さらに会話は続く。

 とねりんさん:「でも、今出たばっかりなんで今からそちらに向かいますね」

 自分     :「え?いいんですか?」

 とねりんさん:「今から戻って会場に向かえばギリギリで間に合うんで」

 ああ・・・天から光が射してくるような、そんなすがすがしい気分だよ。初対面の方にこんなに優しくしてもらえるなんて僕とっても
感激だよ。

 自分     :「じゃあ、すいませんがよろしくお願いします」

 とねりんさん:「いえいえ、それじゃ、待っててくださいね」

 自分     :「わかりました、それでは」

 そして自分は福岡空港の出口の前で待つことに。10分〜15分ほどかかるということなので、とりあえず目に付いた辛子明太子の
看板を見て自分が九州に居ることを実感しつつまったりと過ごす。(周囲にいた人達はさぞ気味が悪かったことだろう・・・(爆))
 しかし、約束の時間になってもとねりんさんらしき人が来る気配が一向にない。まさか道に迷ってるなんてことはないとは思うが・・・。
一抹の不安を感じつつとねりんさんに電話。

 自分     :「もしもしPBMっすけど。今どこにいるんですか?」

 とねりんさん:「すいませ〜ん、今迷ってるんですよ〜」

 自分     :「え・・・?」

 見事に不安的中。(笑)流石九州勢・・・その猛者っぷりは風の噂には聞いていたがまさかここまでとは。(失礼)

 自分     :「そうですか、では自分は電車で会場に向かいますので皆さんを連れて会場に行ってて下さい」

 とねりんさん:「すいませ〜ん、そうして下さ〜い」

 自分     :「大丈夫ですよ、会場までの交通はわかってるんで」

 とねりんさん:「それじゃあ会場で待ってます〜」

 こうして会話を一通り終え、時刻を見ると既に11時半を過ぎている。杉瀬さんの話によれば、ここから会場までは約1時間半かかる
らしい。・・・結局遅刻確定ですか。(泣)
 杉瀬さんに今日三度目の電話を入れ、事情を話す。気を取り直して、地下鉄に乗っていざ会場への道のりを進むこととなった。


・JR博多駅〜はじめてのおつかい

 地下鉄に乗って5分後、JR博多駅に到着。ここから各駅停車の列車に乗り換えてJR直方駅へと向かうのが第一の目的である。
 まずは切符を買うために料金表を見てみることにしたのだが・・・。

 自分      :「え〜と、なおがた、なおがたと・・・あれ?どこにもないぞ?」

 目的地が料金表に載っておらずマジで焦る自分。しかし!迷った時に俺にはコレがある!
 そう、「近くにいる駅員さんを生け贄にして捕まえて道を聞く」という手段が!(爆)
 つーわけで目的地について尋ねてみることにしたのだが。

 自分      :「すいません、料金表のところに書いてある”の”の駅って何ですか?」

 駅員さん   :「は?」

 あまりに唐突かつトンチンカンな自分の質問に駅員さんはさぞ困ったことだろうな。
 (五十音順に並んでいた駅名の”の”の場所に目的地の名前が書いてあったので、ストレートに表現したのがそもそもの間違い(笑))

 駅員さん   :「ああ、”のうがた”駅のことね。」

 自分      :「すいません、何分九州は初めてなもので」

 それでも何とか理解して下さった駅員さん。ホント申し訳なかったですね、焦ると自分でも何言ってるかわからなくなることがあるんで。
 無事切符も手に入れ、列車のホームへ。ここで朝から何も食べてない自分、列車の発車までに少し余裕があったために駅弁を買って
列車の中で食べることに。今思えば、後悔の残る出来事でしかないのだが・・・。

<続く>