な行

ナイトレイド

アンティリア侵攻部隊の小隊長。野蛮で下卑た態度が特徴。
大型OF・ネビュラで山頂のダムに到達したジェフティを迎撃しようとするが、返り討ちに遭い脱出。

(CV:押田 浩幸)

【登場作品:Z.O.E】

ナディア・キャンディッド

19歳、A型。
特務部隊アセモスの一員でボロゾフの部下。女としてもボロゾフの側に付き従っている。軍人として真面目で、やや堅物。
マーシャンを嫌うボロゾフが自分を側に置いてくれるのは「自分の才能を認め、自分を愛していてくれるから」と信じているが、そんな紛いものの幸せは壊れやすいものであることに本人は気付いていない。(現にボロゾフは失態続きのナディアを見限りアマンテを部下としている)

フレイザーとは教官と生徒の関係であったが、実は彼女はフレイザーに対して好意を持っていた。だが真面目な彼女は到底叶わぬ恋だと思っていたため、恋を捨ててエリートの道へと進むことになったのである。

【登場作品:Z.O.E2173〜TESTAMENT】

ナフス・プレミンジャー

N.U.T.社のOF開発研究班をまとめる人物にして、「イシス奪回作戦」の黒幕でもある。右腕にメタトロン製の義手を持つ。
ヤン達やセベク隊に作戦命令を出すのも彼である。議会においてはルドガーの擁する過激派に属する。
レベッカ達を家族として引き取り、セベク隊として一流の兵士に育てる。「非情さこそが家族の絆である」とレベッカに説く。
実は「ナフス・プレミンジャー」は影武者であり、再生した「ラダム・レヴァンズ」の仮の姿であった。
本物は高齢の資産家であり、ラダムに火星の未来を託して息を引き取る。

(CV:子安 武人)

【登場作品:Z.O.E〜Dolores,i】

ニコライ

火星に点在するスフィアの修理工。穏やかで人の良い性格。
だがその正体は、小惑星クドシュで弟を手に掛け、ジェイムズへの復讐を果たすために組織を脱走した第四のヤンと呼ばれた男の素顔であった。
ジェイムズの娘であるノエルに近づき、彼女を人質にサイドニア・ピラミッドパークの建設跡地にてドロレスとの一騎打ちに臨む。
ネビュラを操り、一時はドロレスを追い込んだものの、イシスモードを発動したドロレスの反撃に遭い敗れる。そして自らの胸中を語った後に自爆した。

(CV:関 俊彦)

【登場作品:Z.O.E〜Dolores,i】

ネッド・ノアヒム

27歳、O型。
特務部隊アセモスの一員で、ゼフィルス直属の部下。人の上に立つ資質はゼロだが、ゼフィルスのお陰で軍の内部ではちょっとした地位にいる。マーシャンを人間とは思っておらず、考えられないような蛮行を繰り返す。
容姿を気にしており、女性に対して偏見とコンプレックスを抱いている。女性に嫌悪感を抱かせるタイプ。
シミルの孤児院を爆破しようとして覚醒したテスタメントの攻撃を受け、死んだものと思われていたが、後に脳だけOFの「部品」として組み込まれ、BISメンバーの前に再び立ちふさがる。だが結局は利用されていただけであり、あっけない最期を遂げる。

元盗賊集団「スカーフェイス」の団長。だがある日、仲間の裏切りに遭い刑務所へと留置される。
失意の日々が続いたが、そこへゼフィルスが身柄の引き取りと保釈金によって彼を部下として加える。
その後「信じるものは自分のみ」という信念の元に蛮行を繰り返すが、それが言い訳にもならないことに本人は気付いていない。

【登場作品:Z.O.E2173〜TESTAMENT】

ノウマン

43歳(2174年当時)、男。
アンティリア侵攻部隊の中隊隊長であり指揮官。階級は大佐。
優れた指揮能力とOFの操縦技術を持つ彼であるが、反面あまりに汚く冷酷なやり口は軍内部でも批判の声が少なくない。
ヴァイオラやディンゴに対しては言動に怪しいものがあり、その腕前だけに及ばず何かと気に掛けていた。
どうやら「強き者」に対しての執着心が強いようである。

本名リドリー・ハーディマン。「オービタルフレームの父」と謳われるリコア・ハーディマン博士の息子である。
ハーディマン博士が立案した「アーマーン計画」を博士の死後引き継ぐこととなり、強大な力に魅せられた彼はアヌビスとアーマーンの力を持って全ての人類の抹殺を画策する。最も、自分の命すらも大して興味が無いようで、自分を含めた全ての人類は強大な「力」であるメタトロンの元に滅びることこそ真理であると思っている危険思想の持ち主。

2172年、セルキスから作戦中に奪取した新型OF・アヌビスに乗り換える。その能力を最大限に発揮して、レオのジェフティ、レベッカのセルキスを大破寸前まで追い込んだ。
2174年、新型OFを始めとする軍事力を手に入れた彼は遂に地球・火星に対する武力制圧を開始。瞬く間に火星圏を手中に収める。
そして完成目前に迫った軍事要塞・アーマーンを覚醒させるための準備に入っていた。そんな折、死んだはずのディンゴがジェフティに乗って現れる。
彼はディンゴを部隊へ呼び戻そうとするが、ディンゴはこれを当然の如く拒否。自分に従う気がまったく無いと見るや射殺してしまう。
だが、彼はここで最大のミスを犯した。自ら死体を片づけることをせず、傍らにいたケンに処分を任せてしまったことだ。彼女の手により、ディンゴが2度も復活してアーマーン計画を止めることになろうとはこの時想像もできなかったであろう。
そして強化プログラムを手に入れ完全体となったジェフティとの戦いにおいて敗北。一度はアーマーンと融合して蘇るものの、遂にディンゴとジェフティの前に倒れ、破壊されたアヌビスとその運命を共にすることとなった。

(CV:江原 正士(Z.O.E)、中田 譲治(Z.O.E〜Dolores,i)、小杉 十郎太(ANUBIS〜Z.O.E))

【登場作品:Z.O.E、Z.O.E〜Dolores,i、ANUBIS〜Z.O.E】

ノエル・リンクス

ジェイムズとレイチェルの娘でありレオンの妹。性格は父親に似て大雑把。
「シンデレラのガラスの靴は王子様の魔法」と言ってのけるロマンチストな一面も併せ持つ。料理の腕前は母親譲り。
工事現場の監督を務めていただけあって、建築材に関する知識は一流。これは火星への再突入カプセル改造の際に役立つこととなった。
ニコライに好意を抱くが、彼がバフラムの兵士であり、復讐のために利用されていたことを知りショックを隠せなかった様子。
軌道エレベーターの防衛ではレオンと共にセカンドステーションとミドルステーションの切り離しを行った。
終戦後はピートや仔猫達と共に地球圏に残った。

(CV:日高 奈留美)

【登場作品:Z.O.E〜Dolores,i】