た行

第一のヤン

ナフスの元で暗躍する者達の1人。
ジェイムズに「検閲官殺し」の汚名を着せたのも彼である。怜悧冷徹、そして冷酷。フレームランナーとしての腕前も一流。
軌道エレベーターでの戦闘中、レベッカに抑えられたジェイムズに止めを刺そうとしたがドロレスの一撃を喰らい、ドロレスを道連れにしようとして自爆した。

(CV:稲田 徹)

【登場作品:Z.O.E〜Dolores,i】

第二のヤン

ナフスの元で暗躍する者達の1人。
ザルガスで第一・第三のヤンと共にドロレス(イシス)を追跡する任務に就いていた。
軌道エレベーターでの戦闘中、地球軍の一斉射撃を浴びて戦死。

(CV:松本 大)

【登場作品:Z.O.E〜Dolores,i】

第三のヤン

ナフスの元で暗躍する者達の1人。
ザルガスで第一・第二のヤンと共にドロレス(イシス)を追跡する任務に就いていたが、撤退命令を無視してドロレスを追跡したためにウーレンベック・カタパルトの圧縮空間に吸い込まれるという悲惨な最期を遂げることとなってしまった。

(CV:土門 仁)

【登場作品:Z.O.E〜Dolores,i】

第四のヤン

ナフスの元で暗躍する者達の1人。
小惑星クドシュでドロレス(イシス)を追跡する任務に就いていたが、作戦は失敗。
自ら弟(=第五のヤン)をその手に掛けてしまう。
所属する部隊がドロレス追跡の任務を解かれると、組織を脱走。素顔である「ニコライ」としてジェイムズへの復讐を果たそうとする。

(CV:関 俊彦)

【登場作品:Z.O.E〜Dolores,i】

第五のヤン

ナフスの元で暗躍する者達の1人。
小惑星クドシュでドロレス(イシス)を追跡する任務に就いていたが、作戦は失敗。
攪乱作戦にはまった兄(=第四のヤン)の手に掛けられてしまった。

(CV:千葉 一伸)

【登場作品:Z.O.E〜Dolores,i】

第六のヤン

ナフスの元で暗躍する者達の1人。
ザークがナフスの官邸に送り込んできたスパイを始末した。
軌道エレベーター上での戦闘中、多数の地球軍を道連れに「アブ・シンベル」を自爆させて戦死した。

(CV:松本 大)

【登場作品:Z.O.E〜Dolores,i】

タカヒロ・E・ユキトウ

53歳、B型。
複数の会社を子会社として抱える「タイド・カンパニー」の社長であり、ユキトウの父親。眼鏡を着用しており、実直で真面目。
ゼフィルスの不正を告発しようとするBISのメンバーに協力する。

【登場作品:Z.O.E2173〜TESTAMENT】

タダミチ・E・ユキトウ

24歳、AB型。
BISのメンバーの1人。古典SF、B級映画スター、20・21世紀のアニメ等に詳しい、いわゆるオタク系。だが「他人と相容れない自分の趣味」をきっちりと理解もしており、普段は真面目で飄々としている。
自分のスタイルを確立していて、ある意味メンバーの中でも一番の大人と言える。「ファーストネームは”タダミチ”だが、あえてユキトウと呼んでくれ」とケイジに言っていることからも、彼の変わった個性の強さが窺い知れるだろう。
真面目を絵に描いたような父親(タカヒロ)と兄弟がおり、定職に就くことを厳しく命令されたが、「俺に背広は似合わない」とあっさりこれを拒否。そのまま家を飛び出してBISのメンバーとなる。
戦闘ではジャスティーンのパイロットを務める。

【登場作品:Z.O.E2173〜TESTAMENT】

ダンテス

運び屋。ライアーのコンテナをダイモス・ステーションから運び出そうとしたためヤンに殺される。

(CV:麻生 智久)

【登場作品:Z.O.E〜Dolores,i】

ツィード・グレイ

推定30代、血液型不詳。
ロビンの秘書を務める男。黒服・黒メガネ・黒手袋に身を包んでおり、無口。気配を絶つ術を会得している。
行動迅速、不言実行、彼の手に掛かればいつの間にか必要な装備が揃えられており、気が回ると言うよりは「人の心が読めるのではないか」という薄ら寒いものを感じさせる人物。
感情を人に見せないが、ロビンに対してだけは自分本来の姿を見せているようだ。

【登場作品:Z.O.E2173〜TESTAMENT】

ディジット・カーライル

19歳、O型。
「マーズ・エンジェル」の三女。若くてピチピチだが、天然で回りが見えていない。甲高い声で喋りまくり、非常にうるさい…もとい、賑やか。
何故かキュービックを尊敬している。パルムにずけずけと物が言える怖いもの知らずでもある。2人の喧嘩を仲裁するのも彼女の役目。(?)
身長158cm、体重は「ヒ・ミ・ツ」。スリーサイズはB79、W59、H83。
好きなものは「お菓子」と名の付く物全て。嫌いなものは空腹。
(個人データは、マーズ・エンジェルFC会報より抜粋)

【登場作品:Z.O.E2173〜TESTAMENT】

テイパー

24歳、男。
国連宇宙軍に所属するLEVパイロット。大きな体躯とインテリを思わせる眼鏡とのギャップに特徴がある人物。
小心者でありながらそのくせ傲慢という、タチの悪い性格をしている。
ファントマを操縦し、「ベクターキャノン」の所在を巡ってディンゴとは度々行動を共にすることになる。
ふとしたきっかけからディンゴが元バフラムであることを知り、一度は恐怖心から疑念を抱くものの最終的には協力する体制を示した。
そして地下要塞への突入において、彼は人知れず大きな戦果を上げることとなる。

(CV:堀川 仁)

【登場作品:ANUBIS〜Z.O.E】

ティム・フレイザー

38歳、A型。
火星正規軍将校。レジスタンスに頭を痛め、苦労を重ねた結果、年齢より老けて見える。そのためかどうかは知らないが、未だに独身である。
冴えない感じだが、誠実な好人物。
BISのリーダーであるデクスンを今まで何度も捕まえては取り逃がしており、腹に据えかねている。

実はデクスンとは腹違いの兄弟であり、アンチステルスソナーの入ったケースを密かにBISに託したりもした。
ナディアとは教官と生徒の関係にあたる。

【登場作品:Z.O.E2173〜TESTAMENT】

ディンゴ・イーグリット

28歳、男。
木星衛星カリストの採氷労働者。ワンマンで皮肉屋、無謀で短気。厭世的で人付き合いも慎重だが、それらは全て彼が過去に経験した出来事に由来している。だがLEVの操縦に長け、仲間と認めた相手には徹底して義理を貫くことから、他の仲間(特にアンジーやリック)からの信頼は厚く、また現場におけるリーダー的存在となっているようだ。
いつものように採氷労働に従事していたところへメタトロンの反応を確認し、該当地点に投棄されていた大型のコンテナを発見。その中身こそ、人類の命運を左右するといわれるOF・ジェフティであり、カリストに来ていたバフラムの探索隊による攻撃から仲間を守るためにジェフティに乗り込んで立ち向かうことになる。

実は元バフラムの軍人であり、超一流の腕前を持つパイロットとして名を馳せていた。その上人望も厚く、上官であるノウマンと対等に渡り合えるのは彼一人であると言っていいほどであった。
だが彼は徐々にノウマンの命令に疑問を抱くようになっていく。
そして2168年、木星圏でのメタトロン搬送の護衛に就いていた時、彼の指揮していた03中隊は地平線を覆い尽くすほどの連合軍の待ち伏せを受ける。
彼はすぐざま援軍を呼んだが、ノウマンはそれに応じなかった…それどころか笑みさえ浮かべ、「諦めろ」の一言を残して。
実はこの作戦はメタトロンの護送を失敗に見せかけるための囮としてノウマンが仕組んだことだったのだ。
彼は死に物狂いで戦い続けたが、結局部隊の仲間は全滅。カリストの民間労働者をも巻き込む結果となった。
自分の任務が囮である事を知った失望もあり、2度とバフラムには戻らないと決意して彼はそのまま行方をくらませる。
(そのため軍の記録では死亡扱いとなっている)

それから6年の年月を経て、仲間を守るために潜入したバフラム艦内にてノウマンと再会。部隊に戻ることを拒否した彼は銃で左胸を撃たれてしまう。
以来彼は、ジェフティから動力を供給されている生命維持装置無しでは生きられない身体となる。彼がジェフティを降りる時、それはすなわち死を意味しているのだ。
最後の任務において結果的に自分が逃げたと思っている彼は、アーマーン計画を止めることにより自らの罪を償うことができると信じている。そして新しい仲間達の協力と、ジェフティという「力」を得て、6年越しに仲間達への罪の意識を償うことができたのである。
終戦後、身体は元通りに治療され(恐らくは人工心肺であろうが)、彼自身はいつもの日常に戻っているようだ。

(CV:井上 和彦)

【登場作品:ANUBIS〜Z.O.E】

デクスン・ガイズ

42歳、O型。
BISの創設者にしてリーダー。メンバー全員にとっては父親のような存在でもある。
だが本人は自分がメンバーを率いているのではなく、あくまで「火星に本来あった抵抗意識」に自分が手を貸しているだけであると思っている。それに対して運命のようなものも感じており、レジスタンスである事に一生を捧げる決意をしている。
戦闘では、主にエッジの運転を担当。

元々はUNSFの軍人で、家族の為に軍人としての職務を果たしていた。だが出世はしたものの、逆に家族と過ごす時間は著しく減り、妻から離縁を突きつけられる。
家族と別れて生きる希望を失うと、逆にこれまで家族の為に平気で傷つけてきたエンダー達への猛烈な自責の念が込み上げ、軍を退役。その後地球側に対する不正事件の告発を開始し、地球側にマークされる事になるものの、逆に協力する者達も現れBISを組織するに至る。

アレスを中心とした武装集団の蜂起に、彼は再び生きる希望を見失い大いに悩むことになる。
そして答えを見い出せぬまま、OFの爆発から仲間達を守るために自ら機体を操縦、爆発の中に消えていくのだった。

【登場作品:Z.O.E2173〜TESTAMENT】

デジール・ゼフィルス

49歳、B型。
地球の高官。国連宇宙軍内部監査室長にして、優秀な科学者でもある。
他人を見下す事を好み、見下される事を死ぬほど嫌う。自分以外は無能であり、自分こそが誰よりも優秀であると思っている。
自己中心的、自己顕示欲が強い。自らの研究のためならば非人道的なことでも平気で行い、多くの人物に絶望と苦しみを与えても何も感じることはない。
「I.D.Oマインドフローシステム」「セルフバインダーシステム」を搭載したOF・「アニムス」シリーズを開発し、自らの意思で動く強大な軍隊を編成しようと企む。
彼もまた過去にリコア・ハーディマン博士と面識があるらしいが、詳細は不明。

元々は貧しい家の末子として生まれたが、才能の無い人間ばかりが金と機会を独占している現実に我慢ならず、その才能を歪んだ形で成長させていく。そして他人を追い落とす事に努力と執念の全てを費やした結果、科学者としての成功を収めた後、国連宇宙軍内部監査室長という地位まで登り詰める。
同僚の評判はすこぶる悪いが、国連宇宙軍内部監査室長というUNSFの不正を監査する立場上影響力が絶大であるため、彼に逆らう者はこれまで居なかった。

【登場作品:Z.O.E2173〜TESTAMENT】

テムジン

火星のスフィア・エスカトンに孫のリュウと二人きりで住んでいる老人。

(CV:仲木 隆司)

【登場作品:Z.O.E〜Dolores,i】

ドロレス・ヘイズ

ノクティス基地でレイチェルの助手としてOF・イドロの開発に携わっていた女性であり、ラダムの恋人。
イドロに乗る度に自制心を失っていくラダムの身を心配する。
メリッサの手引きによって進入したUNSFの兵士達によってレイチェルが連れ去られようとしている現場を目撃したため共に連れ去られてしまうが、イドロでダイモス・ステーションまで追ってきたラダムの手により救出される。
だがその時にメリッサが放った銃弾からレイチェルをかばって命を落とす。
彼女の意識は「イドロの記憶」の中に封じ込められ、ドロレス(イシス)とハトールに分割されて存在することになった。

(CV:桑島 法子)

【登場作品:Z.O.E2167〜IDORO、Z.O.E〜Dolores,i】