ケン・マリネリスの報告書(操作系統)


ケン : ここでは、操作系統の説明をするわ。
     とは言っても、操作は前作とほとんど変わってしまっているといってもいいくらいなんだけどね。

ディンゴ : おいおい、いきなりそう切り出すか普通。第一、前作をプレイしていない人間だっているわけだし。(かく言う俺もそうなんだが…)

ケン : ふふ、心配しないで。順を追って一つずつ説明するから。頑張ってついてきなさい。

その1:移動
その2:攻撃
その3:ダッシュ攻撃
その4:バースト攻撃
その5:ガード
その6:掴み技
その7:オブジェクト掴み
その8:リングレーダー
その9:ロックオン対象変更
その10:サブウェポン
その11:その他テクニック


その1:移動

ケン : 移動は左スティックを前後に倒して前進・後退、左右に倒して左右移動。機体の上昇は△ボタン、下降は×ボタンよ。

ディンゴ : あとはR2ボタンを押しながら移動すると通常よりも速く移動できるダッシュになるぞ。まぁ、ここまではフレームランナーとしては
       常識だがな。

ケン : へぇ、言うわね。じゃあ次でも頑張ってちょうだい。

トップに戻る


その2:攻撃

ケン : 敵に接近した状態で□ボタンを押すと、手に持ってるブレードで斬りつける攻撃が出るの。ボタンを最大4回まで入力することで
     コンボにもなるし、コンボの最後を△ボタンや×ボタンに変えてやることで性質を変化させることもできるわ。
     これについては、後で説明するわね。

ディンゴ : 遠距離で□ボタンを押すと威力の弱いショットを発射する。牽制には十分に使えるが、その分直線的で避けられやすいのも
       覚えておけよ。

ケン : そういえば、ショットの性質って前作から変わってるって聞いたけど…一体何なのかしら?

レオ・ステンバック : それについては、僕から説明します。

ケン : 貴方は?

レオ : レオ・ステンバックです。木星コロニーのアンティリアから来ました。

ケン : ということは、前にジェフティのランナーになってたっていう、あのレオ・ステンバック!?

レオ : 今は違いますけどね…で、前作からの変更点っていうのは、前作が「ボタン1回で3発出る」のに対して、今作では「ボタン連打
     で最大3発まで出せる」
という風に変わっているんです。
     前作からのプレイヤーには慣れないと辛い変更点になるかもしれないですね。

トップに戻る


その3:ダッシュ攻撃

ディンゴ : ダッシュ中に□ボタンを押すとダッシュ攻撃が出る。これも敵に接近している場合と離れている場合で性質が大きく変わって
       くるな。

レオ : 敵との距離が近い場合はダッシュブレードが出ます。攻撃する時に自動的に相手の背後を取るという特徴があるから、正面
     からの攻撃をかわしたい時にも重宝しますよ。

ケン : 敵が遠距離に居る時はダッシュレーザーになるわ。□ボタンを押している間相手をロックオン、ボタンを離して発射よ。
     このロックオンは今自分がロックオンしている敵(後述)の有無に関わらず、自分の正面に居る敵全てが対象となるの。
     つまり一対一の状況から複数の敵にいきなり囲まれても、ダッシュレーザーを使えば回りの雑魚を一気に殲滅させられるうえに
     すぐに目の前にいる敵に集中できるってワケ。取りあえず混戦になったら撃っておくくらいでもいいわね。

トップに戻る


その4:バースト攻撃

ケン : 静止した状態からR2ボタンを押すことで「バースト」と呼ばれる状態になるわ。いわゆる「タメ状態」ってやつね。
     バースト状態はR2ボタンを離すまで続いて、この時に□ボタンを押すと通常よりも強力なバースト攻撃を繰り出すわ。 

レオ : バースト攻撃にももちろん近距離と遠距離の2種類があります。
     近距離だと、攻撃範囲が広いバーストブレード。遠距離では威力の高いバーストショットを発射できますよ。
     バーストショットはタメ時間に比例して威力と誘爆範囲(どれだけの敵を巻き込めるか)が大きくなるのが前作からの変更点ですね。

トップに戻る


その5:ガード

ケン : ガードはR1ボタンを押すと発動よ。
     ガードしている間は敵の攻撃を防ぐことができるけど、バースト攻撃と掴み技だけは
ガードすることができないわ。
     注意してね。

ディンゴ : これは蛇足かもしれんがガード中でも移動することはできるということも知っといて損は無いだろうな。

トップに戻る


その6:掴み技

ディンゴ : 敵に接近して○ボタンを押すと敵を掴むことができる。敵がガードしていても掴むことができるから、接近戦での戦略の幅
       を広げるには必須の存在だな。

ケン : そうね。でも本題はむしろここから。掴んだ後の行動の方が大事よ。
     よく聞いておきなさい。

レオ : 前作では敵を放り投げるという行動しかなかったのに対して、今回は掴んだ後のバリエーションが豊富にあるんですよね?

ケン : よく知ってるわね。(う、せっかく人が言おうと思っていたことを…)
     そうね、今作では○ボタンで投げる以外の行動として、掴んだ後に□ボタンで掴んだ敵を振り回して攻撃、R1ボタンで盾として使うことも
     できるの。
     特に盾として使った場合はガードで防げない攻撃も防げてしまうという優れもの。マミーヘッドのハルバードも怖くないわ。
     でも敵機ごとに設定された耐久力を越えると爆発しちゃうから気をつけてね。

ディンゴ : 他には掴んだ状態から○ボタンを連打すると、回転しながら投げる技に変化するぞ。
       回転中は弾をはじき返す効果が有るし、連打した分だけ遠くに投げ飛ばせる。使わない手はないぜ。
       ただし、掴んだ状態から何もしないでいると掴んだ相手に振りほどかれるから注意しろよ。

トップに戻る


その7:オブジェクト掴み

ケン : 掴み技は他にも周りにある物体を掴んで利用することもできるわ。例えば鉄柱とか、建物の側壁ね。

ディンゴ : 掴んだ物は前に述べた行動に使うことが可能だ。盾にもできるし、振り回して武器にすることもできる。
       何より、敵を掴むのと違って振りほどかれる心配がないのが心強いな。

ケン : このオブジェクト掴みでしかダメージを与えられない敵機も存在するの。重要なファクターになることは間違いないわね。

トップに戻る


その8:リングレーダー

レオ : これは前作にもあった要素だけど、少し変更が加えられているんです。

ケン : 敵を捕捉すると距離を示す円が自機の周囲に表示されるのは一緒だけど、今作では敵が攻撃してきた時にその方向と距離を示す
     赤いマーカーが表示されるようになったの。
     口では結構説明しづらいんだけど、要は画面外から攻撃されてもリングレーダーに気を配っていれば、いつ、どこでも回避行動を取る
     ことが可能になっているわ。

ディンゴ : 複数の敵に攻撃された場合はマーカーが複数表示される。その時は敵に囲まれていると思った方がいいぜ。

トップに戻る


その9:ロックオン対象変更

ケン : 複数の敵を相手にしている場合は、L2ボタンでロックオンする対象を変更することができるわよ。
     ロックオンした敵にはガンサイトが表示されるからすぐにわかるようになっているの。
     ロックオンを解除したい場合は、L2ボタンを長く押せばいいわ。素早く別の敵を狙いたい場合や、一度離脱したい時に便利ね。

レオ : 今作では複数の敵機に対してもロックオンを掛けることができます。ロックオンの変更順序は「単体→複数」です。
     他には右スティックで自機の正面にある赤い照準を動かして敵に向けることでもロックオン対象を変更することができますよ。 

トップに戻る


その10:サブウェポン

ディンゴ : サブウェポンの切り替えは、スタートボタンを押してメニューから選択する方法と、L1ボタンを押しながら左スティックで選択する
       方法の2種類がある。自分のやりやすい方で選択するといい。

ケン : 選択したサブウェポンは、○ボタンで発射よ。
     ただし、使用するごとに画面下にあるサブウェポンゲージを消費するから、ゲージの残量に注意しながら使うことね。
     サブウェポンごとの細かい性質については別項で説明するわね。

レオ : あれ?サブウェポンに使うボタンって、掴み技と一緒なんですね。

ケン : いいところに気付いたわね。
     今作では掴み技はサブウェポン扱いになっているから、掴み技とサブウェポンを切り替えるタイミングは重要よ。
     他にはバーストショットを使ってもサブウェポンゲージを消費することも覚えておいた方がいいわね。

トップに戻る


その11:その他テクニック

ケン : ここまでで、基本操作の説明は一通り終わったわね。

ディンゴ : ここまで説明しておけば、報告書を読んでる奴にも大体のイメージがわかるだろうからな。

レオ : そうですね。

??? : ホッホッホッ…いい気になっておるわ。

ケン : わっ!ロ、ロイドさん!?脅かさないで下さいよ〜。

ロイド : 確かに、基本はできておる。だが応用はまだまだのようじゃな。

ディンゴ : 他にもまだ、何かあるっていうのか?

ロイド : うむ。ではまず、コンボの締めについてからじゃな。

ケン : いっけない、忘れてたわ!後で説明するとか言っておきながら。

ロイド : ホッホッホッ…では説明するぞ。近距離で□ボタンを最大4回押すとコンボになるというのはわかっておるな?
      では、これを□ボタン×3→△ボタンとするとどうなる?

レオ : あ、敵を上に吹き飛ばしましたよ!?

ロイド : そうじゃ。コンボの最後を△ボタンにすると打ち上げ攻撃、×ボタンで叩き落し攻撃に変化するんじゃよ。
      ちなみに□ボタンは前吹き飛ばし攻撃となっておる。
      今回はこの吹き飛ばしで敵を壁に突き飛ばすと追加でダメージを与えられるようにもなっておるぞ。

ディンゴ : つまり、天井の低い所では打ち上げ攻撃を使えばさらに高いダメージを望めるということか…なるほどな。

ロイド : そういうことじゃ。次は、掴み技による攻撃じゃな。

レオ : 前作にもあった要素ですね。これは敵や物を掴んでいる状態でロックオン対象を変更して、相手に投げつけるというものです。

ロイド : では普通に投げるのと、遠心力をつけて投げるのとではどちらが痛いかな?

レオ : 当然、遠心力をつけて投げる方が痛いと思います。それが何か?

ケン : あ!要は普通に投げるのと回転して投げるのとでダメージ効率に差が生じるってことなのね。

ロイド : ただし、回転投げはリアクションが大きく、その分隙も大きくなるから気をつけることじゃ。

ケン : 使い分けが重要ってことか…わかったわ。次は?

ロイド : コンボキャンセルじゃな。これは近距離攻撃の1〜3発目をキャンセルして次の行動に移るというものじゃ。
      今回はダッシュやバーストの他にも、サブウェポンでもキャンセルすることができるようになっておるぞ。
      実戦向きの連携としては、

      ・コンボ×1〜3→バーストブレード
      ・コンボ×1〜3→掴み技

      がオススメじゃ。これなら、相手にコンボがガードされてもキャンセルする技で確実にダメージを与えられるからの。

レオ : ただし、掴み技は相手が暴れると掴む前に抜けられたりもするから気をつけてください。

トップに戻る


ディンゴ : これで本当に、操作系統の説明は終わったな。

ロイド : ホッホッホッ…だが勝てるかどうかはランナー次第だがな。

ケン : 今のうちに製品版が発売されるまでイメージトレーニングに励んでおくのもいいわね。

レオ : でもこれは体験版での話であって、製品版では変わる可能性もあるんですよ?

一同 : ……………。


  サブウェポン →